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2020/5/26 17:00

堀江貴文「モノを持つメリットは何もない。いらないものはさっさと捨てよう」

「もう、パソコンはいらない。スマホがあればどこにいても働けるし稼げる」

 

堀江貴文さんは新著『スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル』のなかでこう書いています。堀江さんはもうほとんどパソコンを使いません。ビジネスもプライベートも連絡はLINEなどのスマホアプリが中心で、メルマガの原稿もフリック入力を駆使してスマホで書いているといいます。

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてテレワークが推奨されているいま、会社に出社してパソコンにしがみついて仕事をしている人は、時代の変化に取り残され、職を失うかもしれません。

 

しかし、スマホを本来の使い方で使えば、時代に取り残されることなく生き残ることができます。スマホで人生を切り開く――その秘訣を新著から一部を抜粋して紹介します。

 

 

スマホが普及するのと同じスピードで、シェアリングエコノミーが広まった。

 

これは乗り物や住居、家具、服など個人が所有する資産を貸し出し、みんなで共有するサービスのことだ。あなたが手に持っているスマホは、これからの世界の主な潮流となるシェアリングエコノミーの利点を最大限に活かすために出現した、魔法のツールだという言い方もできる。

 

シェアリングエコノミーの草分けは、2008年にスタートしたAirbnbだ。

 

本書で何度も紹介したが、僕もしばしば海外旅行で利用している。旅先からスマホで検索すれば、泊めてくれる部屋を持った近くの民家を探すことができる。

 

たいていはホテルなどの一般的な宿泊施設よりも価格が手頃だし、すこぶる便利だ。セキュリティや信用審査の問題は残っているけれど、将来的にインフラとして広がっていけば、人はどこに行こうと宿泊場所を手に入れて、もはや住まいに縛られる必要がなくなるだろう。

 

UberやLyftなどのライドシェアサービスも、世界の各都市で普及している。日本はタクシー利権が大きいので本格参入が遅れているが、潮流には抗えない。というか日本のタクシーの質は本当にひどいので、早くUberが全面解禁になってほしい。

 

「所有欲」は古い時代の思考の名残

人が所有することの大きな目的は、かつては「安心」だった。

 

〝持つこと″は、命を永らえさせることに役立った。自然環境などにより食糧が安定して得られなかった古い時代の思考の名残として、人には現在も所有欲が備わっているのだろう。

 

だが、現代の日本でモノを持つメリットは何もない。

 

食べ物は、飢え死にすることがありえないほど豊かにあり、安く食べられる。家は借り物で十分。車も服も家電製品も、スマホのアプリで大体がシェア利用できる。

 

娯楽もそうだ。僕らの若い頃は、Spotifyがなかった。世界中の音楽を際限なく聴ける小さな機器が持ち歩けるなんて想像もできなかった。スマホがあれば、ゲームで遊べるし、本も読める。絵も小説も書ける。作曲や映画撮影など創作作業もできる。

 

物を持たなくてはできなかったことが、いまやスマホだけで、ほぼ実現できる。

 

逆に考えれば、この現代に、どうしても持たなければいけないモノなんて存在するのだろうか? スマホを使っていながら、あれも欲しい、これも欲しい……と言っているなら、それはあなたが古い時代の所有欲にとらわれている証拠だ。

 

所有欲ほど無意味なものはこの世にない。住宅、自動車、そしてパートナー……。所有欲をなくせば、好きなことに集中して生きていける。スマホを使いながら、身軽で気持ちのいい人生を自分の意思で過ごしていける

 

本当にやりたいことを見極めたいなら、所有欲を捨てていこう。

 

所有の時代から、共有の時代へ

シェアリングエコノミーの到来を予言した書籍『シェア〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略』(NHK出版)では、「『生まれた時からデジタル』な最初の世代では、この自己と所有との強いつながりが壊れつつある」と書いてある。

 

そして「所有ではない新しいチャネル―パソコンやiPhoneさえ持っていれば他に何も必要としないチャネル―をとおして、していること(ツイッター)や読んでいる本(シェルファリ<Shelfari>)、趣味(ディグ<Digg>)や所属するグループ(リンクトイン<LinkedIn>)、そしてもちろん友人(フェイスブック)もシェアしている」と続けている。

 

まさに現代は、その指摘通りに「共有の時代」となったのだ。

 

また同書では、未来学者のジェレミー・リフキンが2000年に上梓した『エイジ・オブ・アクセス』(集英社)を引用し、「今から二五年後には、多くの企業や消費者にとって、所有というコンセプトは、限られた、古臭いものになるだろう」と強調する。

 

僕も同意する。モノをたくさん持っているのは時代遅れだ。

 

モノが捨てられないとか、部屋にモノがあふれて困っているような人は、資源が足りなくなる不安にとらわれた〝旧人類のマインド″から進化できていない。あえてその格好悪さをアピールしているようなものだ。無理にミニマリストを目指す必要などはないが、いらないモノはさっさと捨ててしまおう。

 

それでもあなたがまだ所有欲を消せないというのなら、きっとそれは、優れた情報と思考、行動が足りていない証拠だと思う。スマホで思考と行動を加速させてそのマインドを進化させてほしい。

 

所有欲で満たせるような旧人類の欲望は、ほとんどがスマホで埋められる。スマホは、所有の概念を社会から消し去る消しゴムなのだ。

 

【書籍紹介】

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

著者:堀江貴文
発行:学研プラス

「スマホとは何なのか?」「どう使えば人生は最大化するのか?」 IT起業家として、インターネット黎明期から第一線を走り続けた堀江貴文さんが今まで語らなかった“スマホの真実”を、縦横無尽に語り尽くします。お金、教養、フォロワー…すべてをゲットして、小さなデバイスで人生を大きく変えていくコツが凝縮された一冊。

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