ビジネス
エクセル時短術
2018/4/4 20:00

【エクセル】資料の訴求力が段違い!! グラフで「差」を見せる3つの方法

エクセルにおいて、グラフはデータを視覚化できるメリットがありますが、数値の違いが小さいと変化の乏しいグラフになり、訴求ポイントが不明確になります。解決策としては、グラフウィンドウを縦に拡張して縦軸を伸ばすという方法がありますが、グラフが大きくなるのが痛いところ。そんなときは、縦軸の最小値を「0」から「500000」などに変えれば、表示する数値の範囲が狭まり、グラフの違いが明らかになります。また、最大のグラフだけを色を変えても違いを強調できるでしょう。

↑違いが乏しいグラフでは、訴求ポイントが不明確になります

 

【方法①】

グラフを縦に拡張する

グラフを縦に拡張して縦軸の伸ばすには、グラフウィンドウを縦に拡大します。

↑グラフウィンドウの上中央の○を上にドラッグします

 

グラフウィンドウが縦に拡大し、グラフが縦長になります。

↑縦軸が伸び、数値の間隔が広がります

 

【方法②】

縦軸の最小値を変える

縦軸の最小値を変えるには、「軸の書式設定」画面の「最小値」で数値を指定します。

↑グラフの縦軸をダブルクリックします

 

「軸の書式設定」画面が表示されます。

↑「最小値」欄に縦軸に表示する最小値を入力します

 

縦軸の最小値が変わり、グラフが更新されます。

↑縦軸の数値が変わり、数値の違いが明確になります

 

【方法③】

最大のグラフの色を変える

最大のグラフの色を変えるには、1つのグラフを選択してから色を指定します。

↑最大の棒グラフを2回クリックします

 

クリックでデータ系列が選択され、さらにクリックすると、その棒グラフのみが選択されます。

↑「書式」タブで、「塗りつぶしの色」の「▼」ボタンをクリックし、色を選択します

 

最大のグラフの色が変わります。

↑最大のグラフの色が変わります

 

グラフの違いを強調するワザはいかがでしょうか。グラフを分かりやすくして訴求度をアップしてみましょう。