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iPhoneテクニック
2018/8/14 18:30

iPhoneの容量不足、もしかしたら「添付データ」が原因かも? サクッと対処法

「メッセージ」アプリでは、写真や動画、GIF、ステッカーなど、さまざまなデータを添付できます。しかし、送受信したデータが増えてくると、iPhoneの容量不足を招いてしまうことも……。とはいえ、写真などを1点ずつ選んで削除するのも面倒ですよね。そこで、もっと簡単に空き容量を増やす2種類の方法をご紹介します。

 

【方法1】

「iPhoneストレージ」で不要データを一括削除

「iPhoneストレージ」は、iOS 11で新たに搭載された機能です。iPhoneの内部ストレージ(データの保存領域)の使用状況を確認し、容量が足りないときは不要なデータを簡単に削除して、空き領域を確保することができます。

↑「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップします

 

↑「おすすめ」の一覧にある「大きい添付ファイルを再検討」をタップします。表示されていない場合は「すべてを表示」をタップしてみましょう(この方法でも表示されない場合については後述します)

 

↑メッセージの添付ファイルが、サイズの大きい順に表示されます。1点ずつ削除したい場合は、ファイルを左へスワイプして「削除」をタップします。複数のファイルを一括削除したい場合は「編集」をタップしましょう

 

↑不要なファイルをタップしてチェックを付け、右上のゴミ箱アイコンをタップします。これでファイルが削除され、空き容量が増えます

 

ストレージの使用状況によっては、「おすすめ」に「大きい添付ファイルを再検討」が表示されないこともあります。その場合は、以下の手順で添付ファイルを削除しましょう。

↑「iPhoneストレージ」の画面下部にあるアプリの一覧から、「メッセージ」を選んでタップします

 

↑「写真」「ビデオ」などの項目をタップすると添付ファイルの一覧が表示され、不要なものを選んで削除できます

 

【方法2】

メッセージの保存先をiCloudに変更する

いちいちデータを確認して削除するのは面倒! 手間をかけずに空き容量を増やしたい! そんな人に最適な、もう1つの方法を紹介します。

 

iOS 11.4では、メッセージのデータをiCloudに保存する機能が追加されました。この設定をオンにするとiPhone本体にはデータが保存されなくなり、容量不足の解消には非常に効果的です。

↑「設定」画面の一番上に表示されている自分の名前をタップし、表示される画面で「iCloud」をタップします

 

↑「ICLOUDを使用しているAPP」の一覧で、「メッセージ」をオンにします。なお、この設定はいつでもオフに戻せます

 

方法2は、一度設定するだけで容量を大幅に節約でき、写真や動画をよく送受信する人には特におすすめです。また、同じAoole IDを使っているiPhone/iPad/Macでデータを同期でき、どのデバイスからも同じようにやりとりできるのもメリットです。ただ、iCloudのストレージ使用量が増えてしまうため、無料プランのユーザーには厳しいかもしれません。状況に合わせて、都合のいい方法を選びましょう。

 

※メッセージの保存先をiCloudにした場合、iPhoneからメッセージ本文や添付ファイルを削除すると、iCloudや同期先のデバイスからも削除されるので注意が必要です

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4