ビジネス
エクセル時短術
2018/10/24 20:00

【いまさら聞けない】エクセルの「フィルター」機能でデータを簡単に抽出!

データ数が多い売上リストから、売上金額が「500,000以上、1,000,000以下」などと指定した範囲のデータを抽出する場合は、「フィルター」機能の「数値フィルター」が便利です。フィルター機能とは、データを簡単に抽出する機能のこと。数値のほか、文字列や日付などを指定して抽出することもできます。指定した範囲のデータをマーキングするなら、条件付き書式も役立ちます。

 

数値フィルターでデータを抽出する

指定した範囲のデータを抽出するには、表に「フィルター」機能を設定し、数値フィルターを使います。

↑表内のいずれかのセルを選択します

 

↑「データ」タブの「フィルター」ボタンをクリックしてオンにします

 

表の見出しに「▼」(フィルター)ボタンが表示されます。

↑調べたい見出し(ここでは「売上金額」)の「▼」ボタンをクリックし、「数値フィルター」 → 「指定の範囲内」を選択します

 

「オートフィルター オプション」画面が表示されます。

↑範囲を指定し、「OK」ボタンをクリックします。ここでは、上欄に「500000」、下欄に「1000000」を入力します

 

指定した範囲のデータが抽出されます。

↑データが抽出されます

 

抽出をやめて全データの表示に戻す場合は、「データ」タブの「クリア」ボタンをクリックします。「フィルター」機能を解除する場合は、「データ」タブの「フィルター」ボタンをクリックしてオフにします。

↑データの抽出を解除する場合は、「データ」タブの「クリア」ボタンをクリックします。[フィルター」機能を解除する場合は、「フィルター」ボタンをクリックしてオフにします

 

条件付き書式でデータをマーキングする

指定した範囲のデータをマーキングするには、条件付き書式でルールを作成します。

↑調べたい見出しの列を選択します(ここでは「売上金額」のH列)

 

↑「ホーム」タブで「条件付き書式」ボタンをクリックし、「セルの強調表示ルール」 → 「指定の範囲内」を選択します

 

「指定の範囲内」画面が表示されます。

↑範囲を指定し、「OK」ボタンをクリックします。ここでは、左欄に「500000」、右欄に「1000000」を入力します

 

指定した範囲のデータのセルに色が付きます。

↑指定した範囲のデータのセルに色が付きます

 

表から指定した範囲のデータを調べる方法はいかがでしょうか。データベースではよく使う機能です。覚えて使ってみましょう。