ビジネス
2020/6/16 18:00

早めのスタートがおトク! 100円からはじめる「スマホ投資超入門」

【タイプB】節税対策や老後のため確実な資産作りをしたい

iDeCoがオススメ!

掛金全額が所得控除の対象! 資産の引き出しは原則60歳から

「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は、公的年金に加え、老後資金を補うために任意で加入できる私的年金制度。掛金は毎月5000円以上、引き出しは原則60歳以降という規定がありますが、全額が所得控除の対象に。つみたてNISAは所得控除の対象外のため、節税対策ならiDeCoが最適です。

 

タイプBの人にiDeCoをオススメするワケ

その1.資産の受け取りは原則60歳以降で手厚い税制優遇が魅力!

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、任意で加入できる年金制度で、掛金+運用益は60歳以降に受け取れます。運用益は全額非課税。一時金として受け取る場合は「退職所得控除」が、分割で受け取る場合は「公的年金等控除」が適用されます。

 

タイプBの人にiDeCoをオススメするワケ

その2.掛金は全額が所得控除に!

iDeCoは掛金が全額所得控除の対象なので、受け取り時の税制優遇だけでなく、運用期間中の所得税と住民税の負担も軽減できます。所得税率は課税所得によって異なるため、課税所得が多い人ほどメリット大。なお、掛金の上限は職業や被保険者種別によって異なります。

【例】年収650万円の会社員が毎月2万3000円の掛金を積み立てた場合

1年で8万2800円おトク
25年で207万円おトク

 

【Pick Up!】 SBI証券

SBI証券ではiDeCo利用者サイトを用意し、スマホにも対応。商品ラインナップの異なる2つのコースから選べますが、注目は「セレクトプラン」。信託報酬が国内最安のインデックス投信から、好成績で人気のアクティブ投信まで揃っています。

 

【タイプC】貯めたポイントを使ってリスクなく運用したい

ポイント投資がオススメ!

手持ちのポイントを現金化し投資信託などの売買に利用できる!

一部の証券会社では、日常の買い物などで貯めたポイントを現金化し、投資信託や株式などの購入に利用できます。最大のメリットは、自己資金がマイナスになるリスクを負わずに、投資を実践できること。現金を使った本格的な投資の“プレ投資”として利用している人も多い。

 

タイプCの人にポイント投資をオススメするワケ

その1.貯めたポイントを有効活用!資金投資の練習にもなる

例えば楽天証券では楽天ポイント、SBI証券ではTポイントを利用可能。なお、ポイント投資には証券口座の開設が不要な「ポイント運用」もあります。これは現金化できず、株や投資信託の値動きに連動してポイントが増減します。

 

ポイント投資でも場合により確定申告が必要!

ポイント運用の場合は一時所得扱いとなり、基本税金はかかりません。一方、ポイントを現金化して運用する場合は、分離課税の対象になる可能性が高いです。

 

タイプCの人にポイント投資をオススメするワケ

その2.商品購入金額の一部をポイント支払いにできる!

ポイントを投資に利用する場合、楽天証券やSBI証券では1ポイント=1円相当となります。購入金額の一部に利用でき、使用するポイント数も自分で指定できます。証券会社によって、ポイントを使える取引は異なるので事前に確認しておきましょう。

↑楽天証券でのポイント投資のイメージ。購入画面で使うポイント数を入力すると、購入代金に設定ぶんが充当されます

 

【Pick Up!】楽天証券

楽天証券は楽天ポイント、楽天証券ポイントをつみたてNISAの購入にも利用できるのが特徴。あらかじめポイント利用の設定をしておけば、最低100ポイントから1ポイント単位で、購入金額の一部または全額に充当できます。

 

【タイプD】つみたてNISAやiDeCoに加えてもっと運用したい

ロボアドバイザーがオススメ!

運用益に税金はかかるがファンド購入も調整もAIが代行!

「ロボアドバイザー」は、AIが各ユーザーに適した投資先を提案。投資一任型のロボアドであれば、投資先の選択、売買、リバランスまですべてAIに任せられます。手軽な反面、運用益は課税対象なので注意。つみたてNISAやiDeCoを利用したうえで余剰資金がある人にオススメです。

 

タイプDの人にロボアドバイザーをオススメするワケ

その1.運用益に税金はかかるが商品選びから売買まで一任できる!

ロボアドバイザーには「投資アドバイス型」と「投資一任型」があり、一任型の場合は運用をすべてAIに任せられます。1万円、10万円といった少額からはじめられ、投資信託の購入手数料や為替手数料がかからず、運用コストは低めです。

 

●投資一任型

証券会社とユーザーが投資一任契約を締結。投資商品の購入から運用、定期的な資産配分の調整(リバランス)まで、すべてAIが代行します。

 

●投資アドバイス型

AIが各ユーザーに最適な資産配分などを、無料で提案してくれます。AIはアドバイスするのみで、購入・運用などはユーザー自身が行います。

 

タイプDの人にロボアドバイザーをオススメするワケ

その2.掛金の上限額がなくすぐに引き出せる

ロボアドバイザーは長期運用に適した投資方法ですが、いつでも引き出せるのが便利。つみたてNISAやiDeCoと異なり、掛金に上限額もありません。対象商品には株式なども含まれますが、株式投資よりは運用コストがかかるので注意しましょう。

 

【Pick Up!】WealthNavi

預かり資産・運用者数No.1の投資一任型ロボアドバイザー。WealthNaviの専用口座は10万円から投資をはじめられ、その後は毎月1万円から積立投資が可能。SBI証券など、様々な金融機関向けにサービスの提供も行っています。

 

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