ビジネス
2021/5/11 17:45

在宅ワーカー必見!クリエイターたちの集中&切り替え術

誘惑の多い自宅でも、集中力を高めて仕事に向き合うためにはどうしたらいいか。第一線で活躍するクリエイター2人のワークスペースやライフスタイルから、すぐにでも実践できる在宅ワーク術を学ぼう。

※こちらは「GetNavi」 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【No.1】自宅なら1人で作業に没頭できるので、生産性もバリバリ上がっています!

GO羽鳥さん

ロケットニュース24編集長。著書に「絶対に返してはいけない迷惑メール、LINE乗っ取りにマジレスしてみた。」などがある。

コロナ禍を機に、私が編集長を務めているロケットニュース24編集部でもテレワークを導入しました。これまでは出社するのが基本でしたが、コロナ以前から撮影などは自宅で行うことも多かったため、私自身は在宅ワークでもギャップを感じることなく仕事に取り組めています。

 

オンとオフの切り替えで、特に大切にしているのが毎朝の掃除。朝は大体6時ごろには起きるのですが、必ず部屋を掃除してから仕事に臨みます。部屋が散らかっていると仕事にも集中できないので、掃除機をかけるのが日課です。編集部はフレックスタイム制なので仕事は10時から始めると自分で決めています。そのため、10時までに個人のSNSなどの更新も済ませておくというのも日課ですね。

 

元々家が好きなことに加えて、1人で没頭して記事を執筆するタイプということもあり、以前よりも仕事の生産性はバリバリ上がっています。編集長なので、編集部員からの相談にも適宜対応しなければいけませんが、在宅ワークなら執筆が中断しないのは大きなメリットです。

 

編集部内のコミュニケーションツールにはチャットワークを活用し、常にApple Watchで通知をキャッチ。また、愛用しているAirPods Proも自宅なら気兼ねなくつけられるので助かっています(笑)。

 

もちろん、制作する記事によってはメンバーと対面してのコミュニケーションが不可欠な場合があります。人が集まっているときに雑談から生まれるネタも大切なので、現在は週2日だけ集まるようにしました。

 

【私のワークスペース】使い慣れた道具で最高のパフォーマンス

机の上はMacBook Airを中心に、漫画を書くためのiPad Proとキーボード、撮影用のiPhone、手書きメモと至ってシンプル。喫茶店などでも執筆に没頭できるという羽鳥さんは、必要最低限の仕事道具で最大限のパフォーマンスを発揮している。

 

【在宅ワークの必需品】ノイズキャンセリングで没入感アップ 外部音取り込みで屋外使用も安心!

Apple

AirPods Pro

3万580円

遮音性も装着性もアップした完全ワイヤレスイヤホン。アクティブノイズキャンセリングで外部音を遮断し、サウンドへの没入感を高める。外部音取り込みモードは屋外での使用も安全。

 

「基本的に音楽を聴きながら仕事をすることが多いのですが、さらに集中したい時にノイズキャンセリングが役立っています。言葉を扱う仕事なので、仕事中は日本語のない音楽を聴いています!」(羽鳥さん)

 

【私の必須ルーティーン】朝は必ず部屋を整える!

仕事に集中するため、朝起きたら必ず部屋をきれいにするのがルーティーン。毎朝掃除機をかけ、食器類などもきちんと片付けてから仕事に取りかかる。

 

【オン・オフ、切り替えのヒント】

1.在宅ワークでも必ず着替える

服装も仕事モードへの切り替えには大事なポイント。特に気持ちを切り替えたいときには、愛用のエプロンをつけるのも羽鳥さん流だ。

 

2.身体を動かしてリフレッシュ

キックボクシングや散歩など、日常的に身体を動かす習慣が息抜きになっている。Apple Watchのスタンドリマインダーで座りっぱなしも回避。

 

【No.2】睡眠時間をしっかり確保して、午前中の使い方を意識しています

トバログさん

ミニマリストの対岸から発信するガジェット好きクリエイター。最近買って良かったモノや、愛用している暮らしの道具などをブログ&YouTube「トバログ」で公開中。

居住スペースと仕事スペースを完全に分けることで、自然にオンオフを切り替えることができています。昨年はコロナ禍もあり、以前より計画していた郊外への移住を実行しました。家も2倍以上に広くなったので、仕事部屋とリビングを分け、作業スペースには業務に関連するモノしか置いていません。そのおかげで、気が散ることなく作業に集中できています。また、リビングに置いている作業用デスクも、仕事をするとき以外では使わないようにするなど、在宅ワークでは仕事とプライベートの区別をはっきりしておくことが大切だと思います。

 

フリーランスになって約3年。自宅で仕事をするときのオンオフの切り替えには試行錯誤してきましたが、最も重要なのは十分な睡眠を確保することだと実感しています。以前は、夜遅くまで作業してしまうことも多かったのですが、夜は早く寝て朝早い時間からしっかりと仕事に取り組むほうが生産性も上がるので、現在は少なくとも8時間程度は睡眠をとるようにしています。

 

さらに、在宅ワークではいかに仕事のモチベーションを下げないようにするかも重要。私の場合、YouTubeのチャンネル登録者数など仕事に対して見える数字がやる気につながっています。欲しいものなど細かな目標設定も仕事への集中度を高めるのに効果的です。

 

もちろん、適度な気分転換も欠かせません。私は散歩や趣味のゲームが息抜きになっています。リフレッシュしたいときはカメラを持って近所の海まで散歩に行くことが多いです。軽い運動が頭の中をリセットしてくれます。

 

【私のワークスペース】作業に応じてデスクを使い分ける

撮影用デスクとデスクワーク用デスクを用意。作業によってデスクを分けることで、YouTube撮影のために機材を準備したり、PC作業のために机の上を整理したりする必要がないので作業効率アップにつながっている。

 

【在宅ワークの必需品】人気キーボードの静音モデル新構造でタイピング音を抑制

PFU

HHKB Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/白

3万5200円

高速タイピング性と静粛性に優れた「Type-s」キー構造を採用。最高水準のキータッチはそのままに、静かな打鍵音を実現した。最大4台のデバイスとBluetooth接続が可能。

 

「WindowsとMacを両方使うため、物理的に手に触れるインターフェイスを同じものにすることで気持ち良く作業に臨めます。この打鍵感に慣れているので、考えるよりも先にタイピングできるような感覚です!」(トバログさん)

 

【私の必須ルーティーン】朝はコーヒーを片手にタスク管理

朝はコーヒーを飲みながら、その日のタスク管理をするのが日課。自分で豆を挽くこともあるが、コーヒーカプセルが便利なネスカフェ ドルチェグストも愛用中だ。

 

【オン・オフ、切り替えのヒント】

1.近所の海まで散歩

海の近くに住んでいるため、気分転換に海まで散歩に行くこともしばしば。海を見て癒されるのはもちろん、適度な散歩で頭の中もリフレッシュできる。

 

2.仕事終わりはビール!

 

海外のクラフトビールなど、銘柄にもこだわっているというトバログさん。キリン ホームタップも導入するなど、仕事終わりのビールがオンオフのスイッチになっている。