ビジネス
ワード活用術
2016/10/28 6:00

【Word】文書マナーもバッチリ! 適切な時候のあいさつ/頭語・結語が入力できる超便利ワザ

このコーナーでは、ワードのいまさら聞けない基本機能や、仕事がはかどる達人ワザなど、オフィスワークに役立つ情報を紹介します。

 

ビジネス文書を書くときには、時候のあいさつや頭語・結語など、普段のメールなどとは異なる部分が少なからずあります。礼を失しないように……といろいろ調べていたら非常に時間がかかってしまった、という人も多いのではないでしょうか。Wordにはそいうった手間を省く機能が備わっています。

 

時候のあいさつ文を入力する

時候のあいさつ文は、今月のあいさつ、安否のあいさつ、感謝のあいさつから選択して入力します。

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↑ あいさつ文を挿入する位置にカーソルを置き、「挿入」タブ → 「あいさつ文」ボタン → 「あいさつ文の挿入」をクリックします

 

「あいさつ文」画面が表示されます。

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↑ 今月を選択し、「月のあいさつ」「安否のあいさつ」「感謝のあいさつ」から語句を選択し、「OK」ボタンをクリックします

 

あいさつ文が挿入されます。

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起こし言葉、結び言葉を入力する

「さて」「ところで」などの起こし言葉や、文書末尾の結び言葉は、適切なものを選択して入力します。

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↑ 語句を入力する位置にカーソルを置き、「挿入」タブ → 「あいさつ文」ボタン → 「起こし言葉」または「結び言葉」をクリックします

 

「起こし言葉」画面や「結び言葉」画面が表示されます。

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↑ 起こし言葉を選択し、「OK」ボタンをクリックします

 

起こし言葉が入力されます。「結び言葉」画面では、適切な語句が選択できます。

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↑ 結び言葉を選択して、「OK」ボタンをクリックします

 

頭語に対応する結語を自動入力する

「拝啓」や「前略」などの頭語に対応する結語は、頭語を入力してEnterキーを押すだけで自動入力されます。主な頭語・結語の組み合わせは下記のとおりです。また、「記」と入力すれば、「以上」と自動入力できます。

 

【主な頭語・結語】

■拝啓 → 敬具  :一般的な文書のあいさつ

■謹啓 → 謹白  :ていねいな文書のあいさつ

■前略 → 早々  :あいさつ文を省略するときのあいさつ

■拝復 → 敬具  :返信するときのあいさつ

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↑ 頭語を入力してEnterキーを押すと、結語が自動入力されます

 

時候のあいさつや起こし言葉・結び言葉、頭語・結語を使って、ビジネス文書をスピーディーに入力してみましょう。