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エクセル時短術
2016/12/5 20:00

エクセルで頻発するエラー表示の対応策まとめーー要注意エラーから非表示にするスマートテクまで

エクセルの表計算にはエラーが付きもの。とはいえ、あまりに頻繁に表示されるようでは面倒ですよね。今回はエクセル頻発するエラー表示について、その種類や対応策などを紹介します。

 

1.エラー表示の種類と意味

エラーが表示されたらどうしていますか。表示されたままでも作業ができますが、計算結果が正しくない場合があります。そんなとき、なぜエラーが表示されるのかがわかっていれば便利ですよね。今回はエラーの種類と意味について解説します。

 

■セル左上に緑の三角形が表示される場合

緑の三角形は、数式や関数、表示形式にミスがある可能性を示します。「エラーチェック」ボタンで内容を確認し対処しましょう。

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↑ 緑の三角形のあるセルを選択し、「エラーチェック」ボタンにポインターを合わせます

 

エラー解決のヒントが表示されます。

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↑ 「エラーチェック」ボタンをクリックし、対処法を選択します

 

■「#」が付いたエラーが表示される場合

「#」が付いたエラーは、セル幅が狭いか、数式のエラーです。内容を確認し、対処しましょう。

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↑ セル幅いっぱいに「#」が表示される場合は、セル幅が狭いか、日付や数値の計算結果がマイナスになっています。セル幅を広げるか、数式や関数の内容を確認しましょう

 

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↑「#VALUE!」は、数値の代わりに文字列を引数に指定するなど、引数の指定が間違っています。正しい引数に修正しましょう

 

このほか「#」が付くエラーは「#NULL!」「#DIV/0!」などいくつかあります。内容を確認し、対処しましょう。

 

2. 行挿入時のエラーに注意!

エクセルで計算範囲の1行目に行を挿入すると、数式にエラーが表示される場合があります。これは、計算範囲が自動で拡張しないために起こります。ここでは、行挿入の際に表示されるエラーを解消する方法を紹介します。

 

■行挿入して表示されたエラーの数式を更新する

行挿入したセルに数値を入力してエラーが表示されたときは、「エラーチェック」ボタンから計算範囲を更新します。

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↑ 計算範囲の1行目に行挿入しても、出荷数の合計であるセルB6「=SUM(B3:B5)」の計算範囲は自動で拡張していません

 

セルB2に数値を入力すると、セルB6にエラーが表示されます。

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↑ セルB6のエラーは、数式にセルB2が含まれていないので確認を促すメッセージです

 

計算範囲を確認し、計算範囲を拡張する場合は、「エラーチェック」ボタンを使います。

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↑ 「エラーチェック」ボタン → 「数式を更新してセルを含める」をクリックします

 

計算範囲が自動で拡張します。

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↑ 数式が更新され、正しい計算結果が表示されます

 

行挿入でエラーが表示されるのは、計算範囲の1行目だけです。1行目に挿入した場合は、エラーを確認し、計算範囲をチェックしましょう。

 

3. お節介なエラー表示を解除する方法

エクセルは表を機械的に分析し、その結果エラーと解釈した場合にメッセージを出します。そのため、数式などが正しい場合や意図的な入力の場合でもエラーが表示されてしまうことがあります。そのままでも作業はできますが、やはりエラー表示は気になってしまうもの。ここではエラー表示を解除する方法を紹介します。

 

■エラーを「無視」する

表示されたエラーを非表示にするには、「エラーチェック」ボタンから「エラーを無視する」を選択します。

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↑ 「エラーチェック」ボタン → 「エラーを無視する」をクリックします

 

上記例でのエラーは、数値のセル3つが計算範囲と判断されました。数式は正しいので無視します。

 

■エラーチェックルールの設定を変更する

エラーチェックルールの設定を変更するには、「Excelのオプション」画面を開きます。

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↑ 「エラーチェック」ボタン → 「エラーチェックオプション」をクリックします

 

「Excelのオプション」画面が表示されます。「ファイル」タブ → 「オプション」をクリックしても表示できます。

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↑ 「エラーチェックルール」の項目を確認し、設定・解除を指定し、「OK」ボタンをクリックします

 

上記の例では、「領域内のセルを除いた数式」のチェックを外すと、エラーは表示されなくなります。項目にポインターを合わせるとヒントが表示されるので、内容を確認しましょう。

 

4. 配布資料にエラーを表示させないスマートテク

配布資料の場合、エラーが表示されたままでほかの人に見せたくない、ということも多いでしょう。IFERROR(イフ エラー)関数を使えば、計算結果がエラーになる場合に「-」といった文字を表示させることができます。

 

■IFERROR関数でエラーを「-」に置き換える

下の例では、対前年比を出すためにC列の「今年の販売数」をB列の「前年の販売数」で割り算しています。すると、表のなかで取り扱いのなかったことを示す「―」を入力したセルを含む数式でエラーが表示されてしまいました。

 

ここでは、IFERROR関数を使って、割り算の結果がエラーになる場合に「-」を表示するよう設定します。

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↑ 紳士服で今年の販売数のセルC3が数値でないため、セルD3にエラー「#VALUE!」が表示されます( D3:=C3/B3)

 

エラーを「-」に置き換えるには、IFERROR関数で「エラーの場合の値」に「“-”」を指定します。「””」は、文字列を表示する場合に指定します。

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↑ IFERROR関数でエラーが「-」に置き換わっています(D3:=IFERROR(C3/B3,”-”))

 

エラーの替わりに「-」が表示されました。割り算「C3/B3」の計算結果がエラーでない場合は、「C3/B3」の計算結果を表示し、エラーの場合は「-」を表示します。

 

いかがでしたでしょうか。はじめはエラーが表示されるとあせってしまうものですが、エクセルではよくあることなのでご安心ください。対処法を知っていればあわてることもないでしょう。

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