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2020/12/25 6:20

エレクトロジー ep9-1/少女たち、ディストピアで「昭和のカラオケ」から逃げ惑う

本連載は「モノ」をテーマにしたマンガ連載「エレクトロジー Internet of Things」。何不自由なく暮らしてきたお嬢様・神条ツクモが、荒れ果てた「アキバ」で謎の生命体「エレガー」と出会う!

 

【前回のあらすじ】※画像をタップすると前話が読めます。一部、SNSからは表示できません。

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エレガーに対して暗い気持ちを引きずっていたチリヅカが、すこしだけ笑顔になれた前回。チリヅカに強烈な恐怖を残したエレガーですが、はたして本当に恐ろしい化物なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

ツクモたちがオール会場に決めた巨大エレガーの亡き骸ですが、実はep4で登場済みです。スマホエレガーにやられてしまったのでしょうか…? 次回、どんなオールになるのか乞うご期待!

 

【モデルの家電を詳しく!】

恐ろしい様相でツクモたちを襲った「フロッガー」は、ビクターが1988年に発売した懐かしの家庭用カラオケ「KX-750」です。2トラックの再生チャンネルを4つ持つ、当時では通称「ハチトラ」と呼ばれた8トラックカセットテープに対応したモデルで、当時のカラオケ機器では最新かつ主流の機能を搭載していました。

 

 

高さが100cmないほどの小柄なサイズながら、音響機器メーカーであるビクターらしい重低音をしっかり響かせるモデルとして設計されていたようです。突如現れたフロッガーが、はっちゃんも抑え込むほどの大音量を発したのも納得ですね。フロッガーも、昭和~平成のホームパーティーを盛り上げていた時を思い出しさまよっていたのでしょうか…。

 

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