日本各地には、現地を訪れないとわからない魅力というものがあります。その土地ならではのお酒を飲むことも、そんな魅力のひとつ。本連載「ほろ酔い道草学概論」は、お酒好きOLコンビがお酒に酔って道草を食いながら、土地に根付く不思議な魅力に触れていくショートストーリーです。
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【今回の一献】
鳥取県の高田酒造場が作る清酒。明治40年(1907)に生まれ100年以上もの間、受け継がれて現在では多くの日本酒好きが追っています。
【イベント情報】
今回、二人が訪れた「Tokyo SAKE Collection」(サケコレ)は、日本酒に触れる機会の少ない若い層や、海外の方々に日本酒の魅力を発信することを目的とした日本酒イベントです。名酒の金字塔から、東京ではあまり見かけないレアな地酒まで約100種の日本酒が、日本各地からアキバに集結。しかも、お酒だけでなく、蔵元も大集合するイベントです。
今年の開催は、9/30(土)10/1(日)の二日間! 会場は、秋葉原駅より徒歩3分の「ベルサール秋葉原」。普段あまり日本酒を飲まない方も、ぜひこの機会に参加してみてください。
(開催概要)
●開催日時:2023年9月30日(土)11:00~20:00/10月1日(日)12:00~19:00
●会場:ベルサール秋葉原 1F、B1F
【作品情報】
●ほろ酔い道草学概論 インドアな私が酒と街歩きにハマるまで
漫画:zinbei
刊行:ワン・パブリッシング
うまい酒とエモい散歩は学問だ――。日本全国の足を運ばないとわからない魅力を持った「土地」、その土地でこそ楽しめる「お酒」の楽しみを描いた、今までありそうでなかった「酒×街歩き」コミックがついに単行本に。作中で登場する日本酒やワイン、クラフトビール、健康センターのサワーなど、全て実在のもの。お酒と共に、土地々々の隠れた顔に迫る「エモい街巡り」が描かれます。コロナ禍以降、お出かけの解放感とお酒の楽しみから遠ざかった人、また少しずつでも足を伸ばしてみようと思っている人に寄り添う酒マンガの新境地!