グルメ
2015/11/29 12:00

【食の専門家が飲み比べて断言!】カフェインレスコーヒーは通常のコーヒーと同じ味だった

ネスカフェ ゴールドブレンドの飲み比べ体験に参加してみた

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「コーヒーは好きだけど、カフェインで眠れなくなるから夜は控えている」という男性。または、「子どもにカフェインの影響が出るかもしれないから、授乳が終わるまでコーヒーは飲まない」という妊婦さん。そんな方々の強い味方がカフェインレスコーヒーです! 「デカフェ」と呼ばれることもあり、様々なメーカーから発売されていますが、最近味に関する飲み比べ体験をする機会があり、そこでちょっぴり衝撃的な結果が判明したので紹介したいと思います。

 

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↑試したのは、国民的なコーヒーのメーカー「ネスレ日本」の「ネスカフェ ゴールドブレンド」。赤がカフェインレスで、金色が定番タイプです

 

結論からいうと、カフェインレスも通常のタイプも味は一緒ということ。自身がフードアナリストということもあり、缶コーヒーをはじめ、コンビニコーヒー、チルドコーヒー、サードウェーブコーヒー、シアトル系コーヒーチェーンのエスプレッソなど、家でも外でも様々なコーヒーを日常的に飲みまくっている筆者。舌にも一応自信はあったのですが、ガチで利きコーヒーに挑戦したら間違えてしまいました。

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↑スポーツクラブ「NAS」の西日暮里店。ここで飲み比べ体験が行われていました

 

カフェインレスコーヒーに対する先入観を見直すことに

では、どう間違えたのか。飲み比べの方法は、専用のマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ TAMA」を使い、エスプレッソタイプで抽出して「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」と「ネスカフェ ゴールドブレンド」を試すというもの。まずはひと口ずつ交互に、その後も数回確かめるように飲み比べたのですが、違いがぜんぜんわからない! 結局確信がつかめないまま、「最初に飲んだ左のほうがカフェインレス、右のほうが通常のゴールドブレンド」と答えましたが、見事にハズれました。

 

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↑同じタイミングで抽出してくれ、何度も交互に飲んでじっくり比べました。ちなみにマシンの色は赤と白がありましたが、中身とは関係ありません

 

先入観というのは恐ろしいものです。いままでカフェインの有無で飲み比べをしたことはなかったので意識もしていなかったのですが、「カフェインレス=カフェインの除去と同時に味に関する何かがカットされている=おいしさも劣化しているだろう」というイメージを持っていました。が、いざ飲み比べてみると違いは感じられないのです。

 

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↑泡や液の色に特徴が出ることはないでしょうが、見比べても違いはわからず。ちなみにエスプレッソで抽出しているので色も味も濃いめ

 

元の味はそのままにカフェインだけをカットしている

飲み比べた後、製法などが気になったので調べてみました。「ネスカフェ ゴールドブレンド」は、微粉砕した焙煎コーヒー豆の粒を包み込む“挽き豆包み製法”で作られており、淹れたての上品な香りとコーヒー本来の味わいを実現しているとか。そして「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」もベースは変わらず、「ネスカフェ ゴールドブレンド」の味わいはそのままに、山の天然水だけを使用する独自の製法でカフェインを97%カットしているそうです。

 

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↑飲み比べ後。コクや深みはもちろん、香りや苦みにも違いは感じられず。どちらのコーヒーも淹れたての味わいでおいしかったです

 

飲み比べ後、「もっと知りたい!」という欲が出てきました。そこで現場のスタッフの方に、データなどで分析したものがないかを聞いてみることに。すると、味覚センサーなるもので調査した資料があるとのこと。より具体的に掘り下げると、「株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー」による味認識装置を使用し、科学的な側面から「ネスカフェ ゴールドブレンド」と「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」を比較。結果、カフェインレスはわずかに苦みや渋みが増えたものの、その差は一般の人では違いを感じない程度の微量な数値だそう。よって、味にはほとんど差がないと結論付けられたそうです。

 

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↑会場の様子。悩みながらヤマカンで答えを選んでいる人が多い印象でした

 

さらに調べると、そもそもカフェイン自体は無味無臭なもの。つまりカフェインが入っていようがなかろうが、味に違いは出ないということですよね。今回の飲み比べで、味に対する先入観をより意識して改めていこうと思いました。また、これからは声を大にしてカフェインレスコーヒーのおいしさを主張していこうと思います。

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