昨今、消費者の酒の嗜好は多様化。いまやビールやハイボール、ワインなど、多彩なジャンルが飲まれています。そしてその流れはフードも同様。燻ったり、ハーブやスパイスで味付けしたりするリッチなつまみが登場。しかも、おトクなプライスで提供されているのです!
また、最近のフードトレンドのひとつに「ペアリング」が挙げられます。これは、その酒に合うつまみを組み合わせることで、よりおいしく味わうというスタイルのこと。
そこで提案したいのが、これからの花見のカジュアルな食シーンで活躍する、旨くて手頃な・安リッチ・つまみ。近年は、乾き物も進化し、花見でも十分楽しめる本格的な味のつまみが 多数存在します。
そんな安くてリッチな商品を7種類集めて、フードアナリストの中山秀明さんにヤミツキ度、濃厚さ、安リッチ度の3項目を格付けしてもらいました。
【その1】なとり「チーズ鱈(R) さくら」実売価格324円
チーズ ピンク色の限定商品は桜餅のような風味!
チーズ部分に桜の花のフレークが練り込まれており、色がパステルピンクで華やか。また、ほんのりとした甘さがあるので、桜餅のような味と香りを楽しめます。女性にもオススメ!
【その2】なとり「一度は食べていただきたい 燻製チーズ」実売価格378円
リンゴの木で燻されたもっちり食感のチーズ
ほんのり甘い香りが特徴の、リンゴの木のチップでじっくり燻されたチーズ。食感はもっちりと柔らかく、口どけは滑らか。まろやかなスモークの風味と一体になった贅沢なおいしさです。
【その3】なとり「一度は食べていただきたい おいしいサラミ」実売価格378円
13種のスパイスが香る! 濃厚なスライスサラミ
良質なデンマーク産のポークを使用。カルダモンやナツメグなど、13種のスパイスの香りで豚肉の旨みを引き出し、クルミ樹のチップでまろやかにスモークした濃厚なおいしさです。
【その4】おやつカンパニー「宅バル 牛肉ときのこの赤ワイン煮込み味」実売価格151円
濃厚な旨みが凝縮したサクサク食感のラスク
“ワイン×料理”研究家の大橋みちこ氏が監修した、おつまみラスク。牛肉、きのこ、バター、トマトなどの旨みが凝縮しており、サクサクと軽い食感ながら味は極めて濃厚です。
【その5】共立食品「燻製ピーナッツ& アーモンド」実売価格277円
桜の木で燻された香り深い2種のナッツ
桜の木のチップを使い、低い温度でゆっくり燻した、香りに深みのあるスモークナッツ。保存に便利なのもうれしいチャック付き。ハイボールやウイスキー好きは必携です。
【その6】おやつカンパニー「宅バル 海老のアヒージョ味」実売価格159円
濃厚なアヒージョの味わいをラスクで再現
専門家が監修した、おつまみラスクシリーズの一品。専用工場で丁寧に焼いたパンに海老粉を練り込み、豊かな香りに。まさにバルで味わえる、濃厚なアヒージョの味が再現されています。
【その7】なとり「美味一粒 うずらの味付けたまご 燻製風味」実売価格458円
ひと口で食べやすい燻製風味の上品な卵
鰹と昆布の特製ダレを使用した上品な味。また燻製の香りも感じられ、ハイボールやウイスキーがより進むおいしさに。ひと口サイズのうずらが個包装になっているのも魅力です。
また、花見でネックなのが酒と料理の運搬ですよね。最近では、ネットで簡単に届けてもらえるデリバリーも賢い選択肢のひとつ。むしろ“手ぶらで花見”がスタンダードになりつつあります。
つづいて、商品を花見会場近くまで届けてくれるデリサービスを紹介! 上記でピックアップした商品や、つぎの各社のデリサービスを活用して、この春はワンランク上の外バルパーティに“花”を咲かせましょう!
【その1】酒類「カクヤス」
豊富な品揃えと細やかなサービス
酒を中心とした宅配のトップランナー。8000点以上の品揃えを誇り、店舗があるエリア内ならビール1本から1時間枠で無料で配送してくれます。屋外への配送は、東西の首都圏を中心に展開。
【その2】ファスト フード「マックデリバリー」
おなじみのメニューをできたてで!
マックフライポテトやキチンマックナゲットなど、おなじみのメニューをできたてで届けてくれます。基本的には1500円以上のオーダーから受付中。1回につき、300円の配送料がかかります。
【その3】食品・雑貨 全般「Amazon Prime Now」
花見会場への配送も可能!
プライム会員向けサービス。東西の首都圏が対象で、合計金額2500円以上から届けてくれる2時間枠の配送なら無料です。初回はクーポンで2000円オフに。シートやティッシュなど、雑貨も注文できます。
デリバリーサービスの配送エリアについては、各サービスの公式サイトをご確認ください。早朝や深夜など、時間帯によってはサービスを利用できない場合があるのでご注意を!
【味見してくれた人】
フードアナリスト 中山秀明さん
ビール、焼酎、ワインと無類の酒好きライター。花見用にクーラーボックスを新調した。
構成/佐伯尚子(本誌) 文/中山秀明 撮影/高原マサキ(TK.c)