グルメ
立ち食いそば
2017/4/6 21:00

冷凍めんなのになぜ最高にウマイのか? 「一歩入れば別世界」な内装もうれしい神谷町「そば庄」

神谷町の「そば庄」は駅改札を出た階段の途中にある店。そう聞くと何か味気ないそば店が思い浮かぶだろう。だが一歩店内に入ると驚く。壁には季節感のある挿絵が描かれた色紙や生花などが飾られている。なんとも華やいだ店なのだ。

 

うまいそばと酒が楽しめる地下鉄構内に咲く一輪の花

↑店内には色紙 や掛け軸が飾られている。色紙は毎 月替えて、季節感を演出
↑店内には色紙や掛け軸が飾られている。色紙は毎月替えて、季節感を演出

 

そばは冷凍めんだが、これが実にうまい。そばの実を渋皮ごと挽いたそば粉を使ったそばはスルスルと流れるようなのど越しで、噛めばモチっとした食感と粗挽きのそば粉の粒々感が感じられる。香りも申し分ない。

 

つゆは昆布やいりこから取った関西だしとかつおだしを合わせたもの。豆のような独特の甘い風味があってこれまたうまい。

↑天ぷらそば(400円)。大ぶりのかき揚げは玉ねぎ、にんじん、青ねぎ、紅しょうが入り。衣は薄めでカラッと揚がっている。つゆに溶けかけたところも絶ウマ
↑天ぷらそば(400円)。大ぶりのかき揚げは玉ねぎ、にんじん、青ねぎ、紅しょうが入り。衣は薄めでカラッと揚がっている。つゆに溶けかけたところも絶ウマ

 

さらにこの店はカレーも絶品。牛すじ肉に炒め玉ねぎやチャツネ、スパイスなどを加えて2日半煮込む。すでにすじ肉はトロトロになっている。

 

夜は「ほたる」と名前を変えて居酒屋営業。ツマミの種類も豊富で、刺身は漁港から送られてくる鮮度抜群の魚を提供。串揚げや牛すじ煮込みも人気だ。そばのうまさに加え、店員さんのもてなしの心も魅力の同店は、思わず通いたくなる名店だ。

↑かけそば+枝豆のかき揚げ(290円+100円)。同店は枝豆やハス、ピーマン、季 節の天ぷらなど、野菜天の種類が豊 富。客は好きな天ぷらをトッピング して楽しんでいる
↑かけそば+枝豆のかき揚げ(290円+100円)。同店は枝豆やハス、ピーマン、季節の天ぷらなど、野菜天の種類が豊富。客は好きな天ぷらをトッピングして楽しんでいる

 

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そば庄

住所:東京都港区虎ノ門5-1-5メトロシティ神谷町B1F

営業時間:7:00〜16:15(月〜金) *17:30〜23:00は居酒屋 「ほたる」として営業

定休日:土、日、祝日

(※こちらの記事は発売中のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」から抜粋したものです)

 

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