デロンギはイタリアを本拠地とする老舗の家電ブランド。
本記事ではデロンギ主催のコーヒー講座を通し、ようやくコーヒー文化が根付き始めた日本で同社のエスプレッソマシンが愛される真の理由を探りました。さらに、記事最後には同社の製品ラインナップも紹介していきます。
デロンギ
デロンギ マグニフィカS
コンパクト全自動エスプレッソマシン ECAM23120B
実売価格10万8000円
エスプレッソをはじめ、カフェラテやカプチーノも作れる全自動エスプレッソマシン。エスプレッソの旨みとドリップコーヒー特有のキレを融合した「カフェ・ジャポーネ機能」を搭載。抽出量や濃さのカスタマイズにも対応します。
SPEC
●消費電力:1450W
●豆ホッパー容量:250g
●最大使用水量:1.8L
●サイズ/質量:W238×H350×D430mm/9kg
限りなくプロの味に近づける家庭用エスプレッソマシン
ステッラ・ヴィヴァーチェ代表
JBA公認インストラクター デロンギ公認バリスタ
阿部圭介さん
近年、日本でも家庭用コーヒーマシンの需要が伸びつつあります。とはいえ、本当に家庭用のエスプレッソマシンで、店で飲むようなエスプレッソが楽しめるのでしょうか?答えは「イエス」でもあり「ノー」でもあります。自身でもカフェを経営する、バリスタの阿部氏はこう語ります。
「業務用のマシンは電圧が200Vなのに対し、家庭用のマシンは100Vが限界です。これでは、完全にお店のエスプレッソを再現することはできません。とはいえ、マシンの設定をカスタマイズすることができれば、いくらでもお店の味に近づけることは可能です」
デロンギの全自動エスプレッソマシンは、カスタマイズ性の高さに定評がある。豆を挽く際の粗さ、抽出に使う粉やお湯の量などを好みに合わせて設定できるのです。
「これだけの微調整ができるのは、他のメーカーにはない魅力です。コーヒーマシンは、簡単に使いたいというニーズがある反面、よりこだわりたいというニーズもあります。デロンギは、プロの所作を楽しめるマシンと言えますね」
日本人が慣れ親しんだコーヒーも楽しめる
全自動マシンは、ボタンひとつで豆を挽き、粉を詰めて抽出し、豆カスの排出まで行えるのが特徴。同社のマシンでは、豆の香りを引き出すコーン式グラインダーを採用し、低速回転で豆を挽くというこだわりがあります。挽いた豆をフィルターケースに詰める際には、均一な圧で押し固められる抽出ユニットを採用。これにより、バリスタ並みのダンピングが可能になり、エスプレッソのおいしさをより引き立てています。
「マグニフィカS」シリーズの中には、「カフェ・ジャポーネ」という日本独自の機能を搭載したものも。ドリップコーヒーに慣れ親しんだ日本人に向けた機能で、豆を蒸らしながら抽出することで、よりドリップ式に近いのコーヒーを再現しています。10月初旬に発売された最新モデルの「ECAM 23260SB」は、きめ細かでなめらかな舌触りの高密度なミルクの泡を作れる「ラテクレマシステム」にも対応。本場の味だけでなく、“日本人が好むコーヒー”も追求する姿勢こそ、デロンギのエスプレッソマシンが日本で愛される最大の理由といえるでしょう。
「全自動エスプレッソマシンクラス」では、全自動エスプレッソマシンの使い方や、家庭でコーヒーを楽しむコツが聞けます。
淹れ方による味わいの違いを試飲して学べます。
本格モデルからエントリーモデルまで多彩なラインアップが揃う
デロンギ エスプレッソ・ カプチーノメーカー
EC221
カフェ・ポッドとコーヒーパウダーの両方で淹れられるマシン。スチームノズルできめ細かくミルクを泡立てられます。
デロンギエスプレッソ・カプチーノメーカー
オートマティックカプチーノ
EC860M
ミルクコンテナを取り付けて、カプチーノやカフェラテが楽しめる「オートマティックカプチーノ機能」を搭載。自分好みに設定可能。
デロンギ ケーミックス
エスプレッソ・カプチーノメーカー
ES020J-WH
スタイリッシュなデザインが目を引く一台。角度を調整しやすい2重構造のスチームノズルを備えています。カフェポッドと粉の両方に対応。
デロンギ マグニフィカS
コンパクト全自動エスプレッソマシン
ECAM23460S
「ラテクレマシステム」搭載で、ワンタッチでカプチーノやカフェラテが楽しめます。量・濃さ・温度等のカスタマイズに対応。
デロンギ マグニフィカS
カプチーノスマート コンパクト全自動 エスプレッソマシン
ECAM23260SB
より高密度なミルクの泡が作れる「ラテクレマシステム」を搭載。「カフェ・ジャポーネ」にも対応しています。