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2017/5/2 11:49

アイスにも“クラフトブーム”の波がくる? 「ナポリ広尾」の新感覚クラフトアイスが絶品!

ここ数年ですっかり定着した感のある“クラフトビール”という言葉。地方のローカルブルアリー(醸造所)が作るビールで、大規模メーカーが作るビールとは異なる個性的な味わいが人気となっています。そんなななか、アイス業界にも“クラフト化”の波が訪れようとしています。これまでのアイスとはひと味違った「クラフトアイス」とは、いったいどのようなアイスなのでしょうか? さっそく都内に誕生したクラフトアイス専門店を調査してみました。

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歴史あるアイスクリーム専門店が開発した「クラフトアイス」

東京・広尾の広尾プラザ1Fにあるアイスクリームショップ「ナポリ広尾」が、2017年3月より販売を始めたのが、注文を受けてから作るできたての「Craft icecream」(クラフトアイスクリーム)。同店は、イタリア王室御用達のアイスクリーム職人から受け継がれてきた伝統製法を用い、本場仕込みのジェラートを60年以上にわたり提供してきましたが、この3月よりクラフトアイス専門店としてリニューアルオープンしました。

↑ナポリの店舗外観
↑ナポリ広尾の店舗外観。屋外の席で食べることもできる

 

↑こちらは建物内の入り口
↑こちらは建物内の入り口。スタンド席がイタリアのカフェのような雰囲気

 

カウンター内の調理場には、アイスクリームメーカーが2台。どちらも同じバニラアイスを作っており、注文を受けると直接アイスクリームメーカーからアイスをすくって盛り付けます。一般的なアイスクリームショップでは、できあがったアイスはバットなどに移して作り置きしますが、クラフトアイスは、できたてに近い状態で提供される点がポイント。

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↑このアイスクリームメーカーからできたてアイスを提供する

 

そして、注文に応じてフルーツやソースなどをその場でトッピング。その様子をカウンター横のガラス越しに見ることができます。

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ナポリのクラフトアイスは、すべてカップに盛り付けて提供され、基本的には店内で食べることが前提になっています。脂肪分が多いため、溶けやすいのがその理由。

↑その場でトッピング
↑その場でフルーツなどをトッピング

 

ベースとなるアイスはバニラアイス1種類ですが、トッピングの違いにより現在5種類のメニューをラインナップしています。今後はメニューを増やしていく予定とのこと。今回はそのなかから、4種類ほど食べてみました。さて、お味のほどは……?

 

イチゴの味と食感が楽しめる「イチゴミルフィーユ」

まずはイチゴミルフィーユ(540円/税込)です。イチゴ果肉にパイクラッシュ、イチゴソースが入っており、ミルフィーユのような食感が楽しめます。

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肝心のアイスほうは、アイスクリームらしからぬふわふわ食感。口に入れると、ふわっととろけます。アイスクリームというよりはミルクを泡立てたホイップクリームのよう。冷たいはずなのにそれほど冷たさを感じないのは、作りたてならではのなめらかさと空気の含有率が高いからでしょう。作り置きのアイスにはない味わいです。

 

乳脂肪分は高めということですが、しつこさはありません。ナポリの方のお話によると、トッピングするフルーツの酸味や苦味を生かすために、アイス自体の甘さは控えめにしているとのこと。確かに、フルーツの食感や味がダイレクトに伝わってきます。

 

ゼリー&フルーツの爽やか食感「マチェドニア」

こちらはマチェドニア(540円/同)です。マラスキーノシロップを使ったゼリーに、マラスキーノ漬けのフルーツをトッピング。アルコールは飛ばしてありますが、お酒が弱い方はちょっと注意が必要かもしれません。

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味はさっぱりとした爽やかなテイストで、先ほどのイチゴミルフィーユとはまた違った味が楽しめます。

 

ふわっとしたアイスとみずみずしいゼリーのバランスが絶妙で、口に入れるとつるんとした喉ごしが楽しめます。しつこさがないので、いくらでも食べられそう。暑い時期にもピッタリのアイスです。

 

ケーキの濃厚さを再現した「ティラミス」

お次はティラミス(540円/同)をいただきます。アイスにはコーヒーエキスとココアパウダー、チェリーフィリングがトッピングされ、カップ底に敷かれたブラッククランチのザクザク感がアクセントになっています。

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ケーキのティラミスはマスカルポーネチーズが使われていますが、こちらはチーズ分はゼロ。しかし、アイスの乳脂肪分が高いので、チーズのような濃厚さが口に残ります。ハードなクランチの食感も相まって、満足感の高いメニューです。

 

マチェドニアのときにも感じたのですが、トッピングによってさっぱり爽やかだったり、濃厚なコクを感じたりと、メニューによってまったく異なる味わいで、すべてベースのアイスが一緒だとは思えないほど。色々な素材の良さを引き出すクラフトアイスの実力がわかります。

 

オレンジピールの苦味が大人向け「オレンジマーマレード」

最後にオレンジマーマレード(540円/同)を。マーマレードソースとオレンジジュレがトッピングされており、シトラスの甘酸っぱさが効いています。

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こちら、オレンジピールの苦味がほどよいアクセントになっており、大人な味わいです。まさに、「フルーツの酸味や苦味を活かす」というコンセプトが最大限に具現化された一品。クラフトアイスの長所が存分に活かされています。

 

メニューは上記4種類のほか、季節限定のメニューが用意されます。今後は定期的にメニューが変わり、定番メニューも増えていくとか。うーん、思わず通ってしまいそう……。

 

アイスの価格はいずれも税込540円。淹れたてのコーヒー、紅茶(各378円/同)も提供されていますので、店内でゆっくり過ごせます。

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↑店内にはスタンドのほかカウンター席、テーブル席があり、ひとりでもグループでも入りやすい

 

今までに食べたことがない、プレミアムな食感のクラフトアイスクリーム。一度食べたら病みつきになってしまうかも!?

 

ナポリ広尾

〒150-0012
東京都渋谷区広尾5-6-6 広尾プラザ1階
TEL : 03-3449-8601
営業時間 : 10:00 ~ 20:00
※広尾プラザの休館日に準じます。

http://www.napoli-hiro.jp/

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