第3のビール(新ジャンル)市場において、12年連続で売上No.1を誇る「キリン のどごし<生>」から、アルコール度数7%の新商品「キリン のどごし STRONG」が本日発売されます。本稿では、キリンビールの新商品発表会の様子から、発売の背景と商品特徴についてレポート。同商品の魅力を余すところなくお伝えしていきます。
高アルなのに後味すっきり! “STRONG”な「のどごし」がたまらない
「キリン のどごし STRONG」の商品設計の最大のポイントは「高発酵」。発酵度を高める技術により、スカッとしたキレのある後味を実現しました。さらに、発酵により生まれる香りと、複数のアロマホップの香りが絶妙に調和。「のどごし」シリーズならではの“飲みやすさ”は、高アルコールでも健在です。
発売に至った理由は、「RTDでは高アルコールがウケている」から。RTDというのはReady to Drinkの略で、栓を開けてそのまま飲める缶や瓶などのアルコール飲料のこと。同じキリンのストロングRTDでは、アルコール9%の「氷結 ストロング」や「ビターズ」といったチューハイの各シリーズがありますね。
いまや「コスパ」という言葉が定着し、消費者は豊富な情報の中から、より賢い選択をするようになった時代。「価格は安いけどよく酔える」高アルコールRTDは、“値ごろないいモノ”を求める現代の市場ニーズとマッチしているのでしょう。
一方、これまではビール類(ビール+発泡酒+新ジャンル)における高アルコール飲料のシェアはごくわずか。ユーザーが先述のストロング系チューハイなど、ほかの酒に流れるケースもあったそうです。そんななかで登場する「キリン のどごし STRONG」は、多くの人が待ち望んでいた期待の星といえるでしょう!
ガツっとウマい! これは待ち遠しい
商品の解説はここまで。まだ世に出ていない新商品を、役得ということでプシュッと開けて試飲してみました。
「のどごし」らしいキレと爽快感はそのままに、高アルコールによるパワフルな飲み応えが加わり、より同ブランドの持つ「のどごしの良さ」を感じられる印象。風呂上がりなどにガツっ、スカっ、ゴクっといきたい気分です。春~夏の暑い日にも絶対合うはず!
「キリン のどごし STRONG」の発売は2018年1月23日。新商品発表会にも多くのメディア関係者が来ていました。市場の期待も大きそうです。
新ジャンルの高アルコールは、現在ではサントリーの「頂(いただき)」のみ。すでに発売している「頂」は売れ行き好調のようで、もともと人気ブランドだった「のどごし」から高アルコールが出たとあらば、かなりヒットしそうな予感が……。新ジャンルの高アルコールが飲料カテゴリーとしてブレイクするのか、というのも併せて注目していきたいと思います。