グルメ
2018/5/23 21:00

大豆なのに「ナゲットの味」は本当か? 1袋45kcalのヘルシーおつまみ「まるナゲ」を、お酒との相性とともにチェック!

晩酌でどうしても気になってしまうのが、お酒とおつまみのカロリー。そんなものを気にしていたら、せっかくのお酒が楽しめない……と思っていてもやっぱり気がかりですよね。そこで今回は、超ヘルシーで話題のおつまみを紹介します。

 

苦味の強いビールと一緒に食べれば、まさに「まるでナゲット!」

そのおつまみとは、クラシエの「まるナゲ」。「まるでナゲット」という語を略したその商品名の通り、大豆を原料としながら、チキンナゲットに似た味と食感を楽しめるという商品です。脂質はチキンナゲットと比べてなんと80%ものカットに成功し、一袋当たりたったの45kcalという軽さ。スペックだけを見たら、なんとも夢のようなおつまみなのですが、果たしてその味はどうでしょうか。「和風醤油味」を試してみました。

見ためは、チキンナゲットかから揚げがややしぼんだような印象です。とはいえ、揚げ物らしい見た目ではあるので、外見から大豆製品だと連想されることはほぼないでしょう。香りはかなり醤油らしさが強め。歯ごたえがしっかりしていてその食感は確かに肉で、たとえるなら鶏肉に近いでしょうか。ただ、独特のボソボソした食感と醤油の塩辛さがあるのが少々気になります。

そこでレンジで数十秒加熱してみたところ、香りのトゲがなくなったうえ、身のやわらかさが増して肉らしい食感へと近づきました。温める前と比べ、食べやすくもなっています。ただし、加熱してもジューシーさは物足りないのが事実でした。そこは、ヘルシーおつまみということで、割り切る必要がありそうです。

お酒との相性は、苦みが強いビールが一番いいと感じました。苦みと爽やかさが塩辛さを抑え、肉に近い食感を活かしてくれます。ビールと本品を同時に味わうと、本品が「まるでナゲット!」になります。

 

そのほかのお酒なら、強い味で「まるナゲ」の短所をカバーする組み合わせがオススメ。たとえばこってりした芋焼酎。ストレートやロックなどで薄めずにグイっと飲み、酒の味・アルコールの強さを感じながら、おつまみを一口、という楽しみ方がおすすめです。同じ理屈でウイスキーも好相性。ロックにしてちびちび飲むと「まるナゲ」のクセを抑えることができます。

 

ちなみに、焼酎やウイスキーはビールや日本酒に比べて糖質が少なく、太りにくいとされている蒸留酒。ヘルシーに晩酌を楽しみたいという方には、こちらがおすすめです。

 

【満足度ポイント】

ビール            ★★★★★

焼酎(芋・ロック) ★★★★

ウイスキー(ロック)★★★★

 

クラシエ

まるナゲ(和風醤油味)

実売価格168円