グルメ
2018/5/7 21:00

国民的アイス「雪見だいふく」が真夏にも食べられるように! 通年販売になった理由をロッテに聞いた

こちら前田アイス探偵事務所 第31回「雪見だいふくが一年中食べられるようになった理由を調査せよ」

ここは、都内某所にあるアイス専門の探偵事務所「前田アイス探偵事務所」。所長は、“アイスは1日3個まで”をモットーに、月間90個以上のアイスを食べる声優でアイスフェアリー(自称)の前田玲奈だ。

 

この探偵事務所には、アイスに関する各種調査の依頼がやってくる。新人助手と2人で、日々アイスについて探したり調べたり食べたり食べたり食べたりしている。

 

さて、今日はどんな依頼があるのだろうか……。

↑前田玲奈さん

 

雪見だいふくの通年販売を開始したロッテに潜入!

所長「ビッグニュースよビッグニュース!」

 

助手「なんですか? 大きな声出して」

 

所長「雪見だいふくが……、雪見だいふくが通年販売になったのよ。この依頼を見て!」

 

【調査依頼】
「雪見だいふくが通年販売になったそうです。なぜ1年中販売するようになったのか、理由を調査して下さい」

 

助手「え? 雪見だいふくって1年中売ってますよね」

 

所長「違うのよ。雪見だいふくはこれまでずっと秋冬限定販売の商品だったの。それが通年販売になるなんて、なんという福音……」

 

助手「知らなかった……1年中売ってると思ってましたよ」

 

所長「よし、さっそくロッテに調査に行くわよ。準備して!」

 

雪見だいふくの開発秘話&懐かしいパッケージで大興奮

助手「ということで、ロッテさんにやって参りました。今日はアイス企画課主査の北村考志さんにお話を伺います」

↑お話を伺ったロッテ ノベーション本部ブランド戦略担当アイス企画課主査の北村考志さん

 

所長「こんにちは。今日はよろしくお願いします。さっそくですが、雪見だいふくが通年販売になったそうですね」

 

北村さん「これまで秋冬シーズンに販売していたんですが、春や夏にもお客様から『雪見だいふくってどこで売ってるんですか?』という問い合わせがずっとあったんです。それで、今年の春夏より通年販売に切り替えたんですが、思ったよりも反響があってびっくりしています(笑)。そのほとんどが“雪見だいふくって通年販売じゃなかったんだ”という感想なんですけど」

 

所長「みなさん意外と知らなかったんですね。でもこれで1年中雪見だいふくが買えてうれしい限りです。そもそも雪見だいふくはいつから発売されているんですか?」

 

北村さん「雪見だいふくは1981年に発売しました。ロッテは1972年にアイスクリーム市場に参入したのですが、後発だったもので何か特徴がある商品を開発しなければということで、まだそれほどアイス需要がなかった秋冬向けの商品を作ろうということで始まったようです。そのとき、日本人になじみのある大福をヒントに開発したと聞いています」

 

所長「いまでは冬アイスも認知されてますけど、当時はまだ冬にアイスを食べるという概念がなかったんですね。形状などはどうやって決めたんですか?」

 

北村さん「1980年に“わたぼうし”というマシュマロでアイスを包んだアイスを発売しました。これが結構売れたのですが、翌年にモチを使った雪見だいふくを発売しています。形状はわたぼうしと同じですね」

↑1980年に発売された「わたぼうし」

 

所長「へえ、マシュマロ。それもちょっと食べてみたいな。雪見だいふくが発売されてから37年、そのあいだにはいろいろな味も登場していますよね」

↑雪見だいふくの担当になると引き継がれるという過去のパッケージが収納されたファイル

 

北村さん「最近で一番反響があったのは、“黄金のみたらし”ですね」

↑2017年発売の「雪見だいふく 黄金のみたらし」 ※現在は販売されておりません

 

所長「あれはおいしかったですね。母と私で買いだめしていて、いまだに冷凍庫に備蓄があります」

 

北村さん「期間限定だったのですが、1週間で販売休止にしなければならくなりまして。お客様には申し訳なかったですね」

 

所長「この紅白の雪見だいふくは覚えてます。おめでたい感じがしますよね(笑)」

↑「紅白雪見だいふく」(2001年発売) ※現在は販売されておりません

 

北村さん「変わったところでは梅見だいふくとか月見だいふくなんていうのもありました」

 

所長「知らないフレーバーや見たことがないパッケージもいっぱいありますね。歴史を感じます」

 

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