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2018/7/2 6:30

社長自ら解説!「斜め上」をゆくハイサワーの使い方

 

「♪割るならハイサワー♪」のCMでお馴染みの博水社から発売されているハイサワー。前回、絶品サワーレシピをご紹介してくださった博水社代表取締役社長の田中秀子さんに、ハイサワーの楽しみ方について聞いてみました。

 

 

ハイサワーの製造・販売元、博水社代表取締役社長、田中秀子さん。常に遊び心をもって、ハイサワーとお酒のシーンを盛り上げることを実践されています。

 

 

禁断のハイサワー+チキンラーメンレシピも!?

――ハイサワーにまつわるレシピはものすごく沢山あるとうかがっています。

 

田中秀子さん(以下:田中) 365日分のレシピをホームページに載せていますが、それは抜粋したものですからね(笑)。1000とかまではいかないと思うけど、かなりのレシピを持っているはずです。

 

もう明けても暮れても、ずっと「どうしたら美味しくハイサワーを飲めるだろうか」ということをスタッフ全員で考えているし、お取引先の居酒屋さん、バーテンダーさんから教えを請う機会もあるし。あと、新しいレシピを公募したこともあるし。とにかく、常に考えています。

 

面白いのはね、ハイサワーって言うと、どうしても焼酎向けの割り材のように思われると思うのですが、プロのバーテンダーさんたちが「実はハイサワーって世界中の色んなお酒と合う」って言ってくれたりして。そうなると、さらにレシピが増えるので嬉しい悲鳴(笑)。でも、楽しいのでよくやっています。本当にしょっちゅう、色々と割っては試飲しています。

 

――面白いところでは、そうめんにハイサワーを入れると美味しいと聞いたことがあります。

 

田中 そうそう。口の中でレモンと炭酸でパチパチっとなるそうめん、これは美味しいですよ。夏にピッタリです。そうめん研究家のソーメン二郎さんにお墨付きをいただきました。

 

あとはラーメンに入れても良いですね。

 

――ラーメンですか!?

 

田中 チキンラーメン。お湯を少なめにしてできあがったチキンラーメンに、シュワッとハイサワーをふりかけます。夏にはさっぱり。美味しいです。できあがったチキンラーメンにハイサワーを少し注ぐと、美味しいです。

 

↑博水社の応接スペースにて。女性の美尻をシンボルに使ったオリジナルグッズ。かつてハイサワーが「タモリ倶楽部」で取り上げられ、おおいに盛り上がったそうですが、同番組のオープニングにちなんで、このグッズを展開されているのだとか

 

↑「タモリ倶楽部」では6時間ブッ通しで、タモリ、田中社長らが博水社の倉庫で飲み続けたそうです。そのエピソードは周辺で話題となり、今では不定期での名物イベントになりました

 

 

ハイサワーだけを飲むキャバクラのお姉さまも?

――そういったレシピを聞いていると、どんどんやりたくなってきますね。

 

田中 そう。特に今は景気が良くなくて、外に飲みに行く分を回数減らして、その代わり、お家でじっくり2~3回分飲もうっていう人が増えています。居酒屋さんなどでハイサワーを楽しんでいただくのももちろん嬉しいですけど、家飲みの際、こうやって色々なレシピを考案して飲んでいただくのもすごく嬉しいですね。

 

――ハイサワーそのものが汎用性が高いので、様々なレシピを考えられるという理由もあるのでしょうか?

 

田中 そうだと思いますよ。ハイサワーはびっくりするほど濃いレモン果汁と、炭酸がたっぷり入っています。強炭酸で、超強レモンなんですよ。レモン1個を買って、何かの食材に使おうと思うと、それなりに手間がかかりますけど、ハイサワーならレモンを買わなくても美味しいですから。

 

そのハイサワーに、家の中で残っているもの……セロリでもなんでも良いですけど、そういったものを加えて楽しむこともできると思います。

 

――お酒を入れずに飲む人もいるそうですね。

 

田中 はい。特にキャバクラのお姉さまなどは毎晩お酒を飲むのがちょっぴりしんどいときもある。かと言って何も飲まなかったらお客さんが楽しんでいただけなかったりする。そういうときにハイサワーだけで、お酒と割らずにノンアルとして飲めば、見た目も分からないし、レモン果汁たっぷりでヘルシーだしと、重宝がられています。場を濁さないようにするということも大事な時もありますよね。

 

↑東京・武蔵小山の住宅街に突如現れる博水社本社。建物はハイサワーの泡をイメージして作られたものだそうです

 

 

全然採算が合わないペットボトル号

――ハイサワーを販売する博水社は、ラムネ製造を行っていた前身の会社も含めると、90年の歴史があります。それだけ歴史がある会社なのに、良い意味で権威的でなく、いつも楽しそうですね。

 

田中 これはずっと思っていることですけど、ハイサワーって、お米や味噌や醤油のように、日本人が生きていくうえでの必需品ではありません。だからこそ、いつも遊び心を持って、多くの人に「楽しい」をお届け出来たら良いなと思っています。

 

「お酒の割り材・ハイサワーを使って色々なお酒を割ったり、トッピングしてお酒を飲んで、みんなでワイワイやると楽しい」というようなコミュニケーションツールを目指して、ここまでやってきました。ですので、ハイサワーのイベントもよくやっていますし、いつもワイワイやっているんです(笑)。

 

――有名なペットボトル号も、その「楽しい」の一貫で作られたのですか?

 

田中 そうですね。ただ、これは私が独断で経理に内緒で作っちゃったんですよ(笑)。請求書が来て、経理に渡したら「社長、これ何を買ったんですか? 下手な外車よりずっと高いよ、これ!」みたいな(笑)。

 

たぶん、宣伝費という意味での採算は全然合わないですけど、皆さんが喜んでくれるんだからいいじゃないですか。そうやって私たちがまず楽しんで売り出しているのがハイサワーですね。

 

■これがハイサワーのペットボトル号だ!

 

↑博水社のある住宅街では特に目立つハイサワーのペットボトル号。高さは2.7メートルあり、都内ではくぐることができない高架下が1か所あるそうです

 

↑車の荷台部分に斜めに配置された巨大なハイサワー。「人間は、少し斜めに置いてあるものがあると、どうしても気になって見てしまう」というお寿司屋さんの話を受けて、ペットボトル号もやっぱり斜めに

 

↑残念ながら、このペットボトルはあくまでも看板で、ハイサワーそのものが注がれるようなことはありません。しかし、近くで見てもかなり精巧に作られていることがわかります

 

↑ハイサワーを囲んだ4か所にLEDが備え付けられ、ペットボトルが夜でも浮かび上がって見える仕組み

 

↑ペットボトルの下にある貨物スペースには商品はもちろん、営業用のアイテムが常時パンパンに入っているのだそう

 

 

残り物のお酒も美味しくさせるハイサワーの魔法

――特に昨今のレモンサワーブームがありますが、この現象をどうお感じになられていますか?

 

田中 すごく良いことだと思いますよ。特にそれまで居酒屋さんに行ったことのない若い女の子も行くようになって、サワーの楽しさを沢山の人に知ってもらえるようになったわけですから。

 

ただ実はアウトドアでも気軽に飲んでいただけるように、すでに缶の状態でお酒と炭酸が混ざっているチューハイ(ハイサワー缶)はうちでも出していますが、便利であるものの、ずっと同じ酒の濃さ、ずっと同じ味を飲むことになるので、これだけだとちょっともったいないなと思います。

 

せっかく飲むんだったら、自分なりのワン・アレンジを加えて飲むほうが楽しい。そういったときにはハイサワーがきっと役立つと思いますよ。

 

よく、台所の流しの下のほうを開けてみると、随分前に誰かからもらった泡盛とか焼酎とかがあるでしょう。そういったお酒って、だいたい水割とかロックだと、クセが強くて飲みにくいものだったりするんですけど、そんなときにこそハイサワー(笑)。泡盛をハイサワーで割るとメチャクチャ美味しいですよ。

 

甲類焼酎のようなアッサリとクセのないお酒を割るのも良いですし、泡盛のようなクセの強いお酒を割るのもハイサワーは最適です。

 

もちろん、いいちこのような、いつも飲んでいる麦焼酎もハイサワーレモンで割ると、麹の香りがふわりとしたコクのある、いつもと違う大人なレモンサワーにもなります。ぜひ、お家に今残っているお酒をハイサワーで割って、新しい発見をしていただければと思います。

 

↑終始楽しく、ハイサワーの使い方を指導してくださった田中社長。どうもありがとうございました!

 

 

田中社長の話を聞いていると、お酒がどんどん飲みたくなる筆者でした。いつも楽しく飲めるハイサワー、この夏はマストでお酒に割りたいアイテムです!

 

 

 

撮影:我妻慶一

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