ローソンの「Uchi Cafe」といえば、同店の定番デザートブランドとしておなじみですよね。2009年9月のスタート以来、第1弾の「プレミアムロールケーキ」は爆発的ヒットを記録。このシリーズは9年間で3億3600万個も売れた……ということは、1秒に1個以上売れ続けている計算になります。今回は「Uchi Cafe」ブランドから画期的な商品が発売されるということで、発表会に行ってきました!
“日本の歳時を彩る”ローソンとゴディバの新しい挑戦
その画期的な商品とは、昨年6月からはじまった、「ゴディバ」とのコラボ商品の新作。この取り組みも大人気で、これまで全7回の企画から11商品が発売され、累計1300万個を販売してきたそうです。
そして今回新たに発表されたのが、「エトワールドゥショコラ」なるスイーツ。“東洋と西洋との出合いによる、日本の歳時をテーマにしたスイーツ”という、これまでの商品とは異なるコンセプトで生まれた新シリーズです。その第1弾である本商品は、「七夕」にフォーカス。7月5日から7月7日の3日間限定での販売となります。
発表会ではローソンとゴディバ、それぞれの社長が登壇し、意気込みを語りました。
「ゴディバとのコラボは人気シリーズで、1弾のショコラロールケーキは初日に1店で20個以上、全国で20万個売り上げたほどです。今回は七夕などの季節の歳時を盛り上げていくためのチャレンジですが、新たな取り組みでおいしさと驚きをお届けしたいですね!」
「私が就任した8年前、同社のチョコレートはバレンタインが中心でした。でもいまでは友人同士や自分へのごほうびとしても楽しまれています。ローソンとのコラボはすぐに完売するほど人気ですし、今回も注目していただけると期待しています」
リッチで濃厚な夏の限定商品を実食!
ではその注目商品、どんな内容になっているのでしょうか? 「エトワールドゥショコラ」は先述のとおり「七夕」をテーマにしたスイーツ。2種類のショコラスイーツが入っているのもそうですが、オリジナル短冊が2枚入っていたりと、大切な人と一緒に楽しむための演出がちりばめられています。専用ケースとGODIVAショッパーに入れてくれるので、プレゼントにも使えますよ。ちなみに1080円という価格は、過去のローソンとゴディバのコラボスイーツにおいて最高価格だそうです。
ケースの中身は、なめらかな舌ざわりのショコラ寒天に、しっとりとしたビスキュイを重ね、そのうえにそれぞれのフレーバーの寒天をのせた三層仕立て。寒天のさっぱりした口あたりは夏にぴったりで、カカオの香り高いチョコレート感がコク深い、和のエッセンスを感じる新感覚スイーツです。表面に金粉があしらわれていて、ビジュアルも高級な雰囲気。
それでは実際に試食してみましょう。まずは抹茶から。こちらはまろやかで香り豊かな、抹茶ホワイトチョコレート寒天が使われています。抹茶の爽やかな渋味がしっかりあって、濃厚なチョコに負けない存在感を放っています。
続いてはもう一方のラズベリーを。表面にはビビッドな赤さのラズベリー寒天がしきつめられています。甘酸っぱさはもちろん、みずみずしいテクスチャーで、濃厚なムースとの好コントラストに。
↑かなり鮮やかな赤です
↑甘酸っぱさと濃厚な甘さが好相性。華やかな味わいです
両者とも層ごとの味わいにメリハリがあって、多彩な味を楽しめます。濃厚なチョコと、金粉のデコレーションもあいまって非常にリッチ。味は一流パティスリーと遜色がなく、高級感があります。一度食べてみれば、1000円超えのプライスも納得でしょう。
なお今回は歳時スイーツ企画の第1弾。9月には第2弾として「お月見」に向けた商品を発売予定とか。これまでシーズンもののスイーツといえばバレンタインデー、ハロウィン、Xmasと海外系イベントが中心でしたが、日本の歳時でも新たな需要を生むのでしょうか!なにはともあれ超おいしいので、限定の3日間をお見逃しなく!