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2018/7/21 17:00

10年越しの友情が叶えたハンバーガー店、潮見「Skippers’」は夜も楽しい!

ハンバーガーストリート・松原好秀の「週末はハンバーガー」「Skippers’」 [潮見]

 

京葉線の潮見にあるハンバーガー店「Skippers'(スキッパーズ)」は味はもちろん、眺めも良好。窓の外に運河を臨む「キャナルビュー」な店だ。

 

自家製バンズで作る全19種類のスライダーが魅力!

店内はゴージャス。通りから奥まった店舗は、入るとさらに奥に深く、長いカウンターの横を抜けてホールまで進むと、その先にキラキラと光る汐見運河が見える。何とも贅沢な空間が広がる。

 

店主東條さんら起ち上げメンバー3人は、潮見駅前のマクドナルド(現在は閉店)で働いていたバイト仲間。バイトを辞める際に「またハンバーガー屋やろうよ」「この潮見でやろう」と誓い合い、10年かけてその夢を叶えた――というのが同店誕生のストーリーだ。リーダーだった東條さんは千葉の「PANTRY COYOTE」でハンバーガー専門店の存在を知り、夢の実現のため、人形町「BROZERS’」に4年勤めてハンバーガーの基礎を学んだ。

 

↑全19品あるスライダーより、左から「豊田屋チャンプルー」「バルサミコ しいたけ」「マルゲリータ」(各540円)

 

看板メニューは全19品ある「スライダー」。パティの上に「しいたけ」を乗せたり、揚げた豆腐を使ったりなど、料理人の自由な発想から生まれたミニサイズのバーガー&サンドが1個540円で食べられるというので、「飲みの締め」ないし「一日の締め」に頼む客が多い人気メニューだ。

 

↑「スキッパーズバーガー」(1026円)にチェダーチーズ(162円)のトッピング。バンズは自家製。緑の葉はルッコラ。そのゴマのような風味がビーフパティと非常によく合う

 

通常サイズのハンバーガーはその上を行く完成度。パティは豪州牛の肩ロースを粗挽き肉半分、店でカットした角切り肉半分の割で合わせた120グラム。バンズは早朝5時半から焼いている自家製で、今では都内8店に卸してもいる。その裏にハニーマスタード、間に自家製のオニオンソースを挟み、にぎやかな味わいの中にもよく計算された、まとまりのよいバーガーだ。

 

国内外の「クラフトジン」を40種類以上揃えており、その飲み比べもできるという夜も楽しいバーガー店。暑い夏の夜におすすめ!

 

― shop data ―
所在地: 東京都江東区潮見2-1-10 メゾンデラメール1F
アクセス: JR京葉線 潮見駅歩2分
オープン: 2017年4月13日
営業時間: 7:00~23:00(LO22:00)
定休日: なし(要確認)