グルメ
2018/10/20 11:30

こんな味もアリなのか…! 「メニュー名がヤバい」とウワサの「無料おにぎりレストラン」で感動体験

徹底したコンセプトを感じる、ウワサ通りのメニュー名

そして注目のおにぎりが運ばれてきました。今回筆者に提供されたのはこちら。メニュー名「やがて少年は気づく、それが一かけらの永遠だったということに」。なるほど、これはウワサ通りな……。

↑かわいいフォルムに、フレンチのような装飾とソースが

 

説明文も以下の通りポエミーです。

 

「やわらかな甘さに包まれる幸福な小宇宙。記憶に残るのはどこまでも爽やかな柑橘の香りと梅の酸味。それが初恋という名の体験であることをまだ知らない少年が人生で初めて味わう、甘く切ない気持ちにも似たおにぎりです」

↑メニュー名と素材が書かれたメニューブック

 

美しくて斬新すぎるおにぎりに、目からウロコが落ちる思い

グリーンレーズンやクコの実、しそ梅干し、ジャスミンティーにミカンの皮など、使われている素材も異色。お味のほうはどうでしょうか。

↑超オシャレおにぎりを実食!

 

梅しそをベースとした和風のおにぎりに、クルミや白ごまがほんのりとした香ばしさを演出。さまざまな素材が生む複雑な味わいを内包しながらも、何ひとつ違和感はなく、うまくまとまっている印象です。皿の上にはマンゴーベースのソースがあしらわれていて、これが甘酸っぱいけれど絶妙にマッチ。

 

なるほど、メニュー名は、この甘酸っぱさを少年の初恋の記憶に重ねていたんですね。未体験な味わいですが、確かにこれはウマい!  こういう味わい方もアリなのか……と、おにぎりの新たな可能性を感じました。

 

ほかのグランドメニューもいくつか見てみましょう。また名前が……。

↑「ほろ苦さが教えてくれたのは、朝焼けの完璧な静寂」

 

↑「大いなるゆるしを受けたものたちのにぎやかな饗宴」

 

↑「その壁の向こうにあるものへの恐怖とあこがれ」

 

↑「なにもなくてすべてがあった遠い日のおもいで」
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