カンパリの魅力が引き立つ、プロ渾身のカクテル
カクテルコンペの応募者50人のなかからファイナリストに残ったのは、全部で7人。それぞれが会場にてカクテル作りを実演して、ふるまってくれました。どのカクテルもカンパリを使っているはずなのに、どれも独創的で個性豊か。そのなかでも、筆者が気になったものをご紹介します。
名だたるバーテンダーが集まった今回のコンペを勝ち抜き、初代日本チャンピオンに輝いたのはこちらの方。
↑小川尚人さん(Bar Elixir de Longue Vie)
「自分がこのような賞をいただけると思っていなかったので、驚いて言葉が出てきません。幼いころに祖母から聞いた『赤い月』の話を思い出し、カンパリの赤とかけてカクテル名を『Luna Rossa(赤い月)』としました。食後に大切な人とゆっくり飲んでいただきたいアフターディナーカクテルです。1月のアジアファイナルに向けて、またしっかりと準備をして頑張りたいです!」(小川さん)
優勝した小川さんは、2019年1月にミラノで開催予定のアジア大会に出場。そこでの活躍に期待ですね!
柑橘によるしっかりした酸味と、ビターなキレや深みとのバランスが秀逸。ソーダで割るだけでも簡単にカクテルができるし、ほかの素材との相性も抜群。しかも、ストレートで飲んでもおいしい。そんな懐の深さがカンパリのいいところ。皆さんもお好きな飲み方で、カンパリをお楽しみください!