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2019/3/14 21:30

日本生まれ、米国育ちの“早すぎた逸材”――「ブルックリン ソラチエース」が上陸!

 

ソラチエースって、そんな身近なホップだったのか!

日本でもこれまで、基本的には「ブルックリンラガー」のみが販売されていました。でもブルックリンブルワリーの商品には、ほかにも30種以上の多彩なビアスタイルがあります。

 

↑ギャレットさんが来日した際のイベントで撮影。「ムードや気分で聴きたい曲が変わるように、料理や飲用シーンの違いで、飲まれるビールも多様でいいはず」というギャレットさんの想いから、様々なスタイルが生み出されています

 

そのなか、2018年10月に北海道から先行発売される形で登場したのが「ブルックリン ソラチエース」。「ソラチ」という名の由来は、北海道空知(そらち)郡が起源のホップを使っているから。そう、ソラチエースは日本で生まれ、海外で人気に火がついたホップなのです。

 

「ただ、誕生した1984年当時の日本は、いま以上にピルスナー(黄金色ですっきり爽快な、日本で伝統的に愛されるビール)のビールが飲まれていた時代です。風味の個性的なソラチエースは実用が難しかったのか、商品化されず眠っていました。その後、アメリカに渡って保存されていたところ、ギャレットが出合うことに。それが2008年。彼は最初、日本のホップだとは知らなかったようですね。魅力的なフレーバーに感動して、2009年に限定発売したところ大反響となり、通年商品となったのです」(ユンさん)

 

↑「ブルックリン ソラチエース」はアルコール7%。ベルギーの酵母を使った、爽やかでトロピカルな香りが特徴のセゾンスタイルです

 

「ギャレットはソラチエースの香りから、シーフードとの相性を着想。そこでフルーティかつ爽快、なおかつスパイシーなフレーバーもあるセゾンスタイルでこのビールをつくり上げました。トロピカルなニュアンスもあるので、魚はもちろんカレーやタイ料理にも合いますよ!」(ユンさん)

 

↑鯛のスモークとのペアリングにチャレンジ。確かに、魚介の滋味深い味わいを邪魔せずに寄り添う、爽やかでフルーティなビールがマッチします

 

ギャレットさん以外にもソラチエースに魅せられたブリュワーは多く、このホップを使ったビールはいくつか発売され、数々の名作が生まれました。ただ、グローバルな規模で展開し、ソラチエースの名声を高めたのは「ブルックリン ソラチエース」なのです。

 

「『ブルックリン ソラチエース』は、アメリカ以外では特にスウェーデンでの人気が高いです。同国はサーモンをはじめとした魚介類が豊富な国ですが、日本でサーモンといえば北海道。ソラチエースの故郷だから、相性がいいのかもしれませんね」(ユンさん)

 

ユンさんは今後、その他のブルックリンブルワリー商品もどんどん日本上陸させたいと想いを語ります。クラフトビール人気が高まるなか、それは遠い未来ではないかもしれませんが、日本人ならまずは「ブルックリン ソラチエース」をお試しあれ!

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