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2019/4/25 22:00

なぜ、若い女性が群がるのか?「レモンサワーフェスティバル」が年々盛り上がっているワケ

出店していたお店のメニューをチェック!

ここからは、会場に出ていたお店とそのメニューから一例を紹介。フードもしっかりとした料理が多く、レモンサワーとの相性が考えられているものばかりでした。まずは先述のキングオブレモンサワーに輝いた「素揚げや 小岩店」から。

↑「素揚げや 小岩店」の「元祖最強レモンサワー」「ひな鶏もも素揚げ」(ともに500円)

 

小岩と祖師谷大蔵に展開する同店は、レモンを凍らせて氷の代わりにすることで、味が薄まらずに飲める「凍結系レモンサワー」の元祖。レモンのフルーティな酸味が徐々に溶けることで、味が濃くなっていくところも魅力的でした。鶏の素揚げは皮のパリパリ感と肉のジューシーさが相まって絶品!

 

次は神奈川発のお店「CHARCOAL STAND NOGE」をチェック。こちらは個性的な飲食店が多く集まる横浜・野毛のなかでも特にディープな場所に位置する、ちょっとオシャレな大衆酒場。「初恋SAKURAレモンサワー」は、その名の通り桜のフレーバーが香る、ほんのり甘味のあるおいしさでした。

↑「CHARCOAL STAND NOGE」の、「初恋SAKURAレモンサワー」「秘伝のタレ! 牛カルビ串」(ともに500円)

 

続いて、川崎・元住吉駅から徒歩3分の場所にある大衆酒場「住吉酒場」の品をチェック。試飲したのは同じくピンク色のレモンサワーでしたが、こちらは甘さ控えめで、酸味が引き立つ印象。肉々しいステーキともマッチしていました。

↑「住吉酒場」の「真紅のレモンサワー」(500円)と「プレミアムサイコロステーキ」(700円)

 

続いてチェックしたのは、東京における、うどん酒場トレンドの旗手である「博多うどん酒場イチカバチカ 恵比寿店」。「一八レモンサワー」はたっぷりのレモンと塩のしょっぱさが融合。鮮烈な味わいを、柔らかなうどんとやさしいつゆが包み込む、ナイスな組み合わせでした。

↑「博多うどん酒場イチカバチカ 恵比寿店」の「一八レモンサワー」「ゴボ天うどん」(ともに500円)

 

目からウロコが落ちる「100通りのレモンサワー」

さらにもうひとつ、注目すべき出店が。それが特別協賛の宝酒造がプロデュースする「100通りのレモンサワー」です。こちらは同社の甲類焼酎10種、レモン5種、炭酸2種の組み合わせで100通りのレモンサワーが楽しめます。

↑「100通りのレモンサワー」に使われた焼酎とレモンの展示。焼酎は宝焼酎「レモンサワー用焼酎」35°や宝焼酎「タカラリッチ」、宝焼酎「純」、宝焼酎「レジェンド」など

 

例えば、「愛媛県産の大三島レモンと宝焼酎『レモンサワー用焼酎』35°を使い、強炭酸で割ったもの」と、「静岡県産の『リスボン』という種類のレモンと樽貯蔵熟成酒を配合した宝焼酎『レジェンド』を使い、強炭酸で割ったものを比べてみましたが、味わいがまったく違う! 前者は甘みと香りが引き立つ爽やかな味わいで、後者は「レジェンド」の奥深さにストレートなレモンの酸味が利いたオトナな味わい。なるほど、素材が違うと、これだけ味わいも変わるのか…と目からウロコが落ちる思いです。この違いを体感すれば、自宅でいろいろと試してみよう! と思う方も多いのではないでしょうか。

↑左が大三島レモンと宝焼酎「レモンサワー用焼酎」35°を使ったもの。右が「リスボン」と宝焼酎「レジェンド」を使ったもの。右はわずかに色づいているのがわかるでしょうか

 

入場者数でレモンサワー人気の上昇がよくわかる

と、そんなこんなで数々の名店が集結し、盛況ぶりが目立った「レモンサワーフェスティバル 2019」。冒頭で触れた動員の比較ですが、昨年は4月5~7日(木・金・土曜)の3日間、歌舞伎町で開催されて1万1697人。そして今年は4月の5・6日(金・土曜)の2日間で、1万93人。1日あたりで換算すると前者は3899人、後者は5046人となり、条件は違えど今年の方が約1.3倍多かったのです。こうして数字で見ると、レモンサワーの人気が増していることがよくわかりますね。「レモンサワーフェスティバル 2019」は今後、福岡(5月10・11日)、大阪(5月17・18日)、北海道(7月5・6日)にて開催されるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

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