様々なお菓子のなかで、トレンドのカテゴリーであるグミ。2017年は前年比で15.2%増の433億円に市場が拡大。そして2022年には、同40.7%増の529億円に伸長すると予想されているそうですが、そんななかで画期的な新商品が発売中。
それがコレ、「ピュレサプリグミ iMUSEプラズマ乳酸菌」(実売価格は203円)。
特徴は、カンロの「ピュレグミ」と、キリンの「iMUSE」(イミューズ)のコラボであること。各ブランドの魅力を紹介するとともに、味や機能性にも触れていきたいと思います。
鬼に金棒的な超強力コラボだ!
まずは「ピュレグミ」から。こちらは、キャンディメーカーのカンロを代表するグミブランドで、大人の女性に向けグミ市場を作り上げた立役者でもあります。特徴は、色鮮やかながらスタイリッシュなパッケージ、グミがハート型であることなど。内部にジュレが入ったエクステンション商品「ジュレピュレ」も名作です。
一方、キリンが手掛ける「iMUSE」も名ブランド。特徴はキリンと小岩井乳業、協和発酵バイオの3社で研究した「プラズマサイトイド樹状細胞」を活性化できることから名付けられた「プラズマ乳酸菌」にあります。
これまで多数の論文や学会などで発表されてきた「プラズマ乳酸菌」。それもあって「iMUSE」の誕生は2017年秋と最近ながら注目度は高く、初年度の売り上げは目標の1.5倍。2021年には2.7倍の拡大を見込んでいるそうです。
ちなみに、カンロからはすでに「ピュレサプリグミ」という機能性タイプが発売されています。とはいえこちらに含まれているのはコラーゲンやビタミンCなど。
今回の新作は、「iMUSE」とのコラボで「プラズマ乳酸菌」を配合した超大型ルーキーなのです。まさに鬼に金棒的なグミといえるでしょう。では、その中身はいかほどに? フレーバーの紹介や味の解説をしていきましょう。
なぜかレモン味がない。でもウマい!
「ピュレグミ」の味わい的な特徴は、果実本来のおいしさを引き出す「すっぱいパウダー」と、噛むほどにフルーティな甘酸っぱさが広がる果肉食感。この特有な甘酸っぱさは機能性タイプでもしっかり受け継がれ、インパクトと満足度は十分なレベルです。
食べた印象としては、ヨーグルトが加わったことによってマイルドな酸味になっていること。このマイルド感は既存の「ピュレサプリグミ」にも感じましたが、よりまろやかで大人なイメージです。
個人的に気になったのは、なぜレモンヨーグルト味がないのか?ということ。というのも、やはり「iMUSE」の代名詞といえば最も手に入りやすいドリンクタイプの「iMUSE レモンと乳酸菌」。
このことをカンロの開発担当者に聞いたところ、まず新商品をアソートタイプか単一の味どちらにするか考えたところで、いろんな味を楽しめるアソートタイプにしようと決めたそうです。そしてレモン味がない点については「今後にご期待ください!」とのこと。
「ピュレサプリグミ」唯一の柑橘だったグレープフルーツ味がなくなったいま、レモン味を含めて新たな柑橘のおいしさを開発中なのかもしれません。でもそれは十分に考えられます。なぜなら、「ピュレグミ」屈指の名フレーバーは、ブランド誕生時からいまも存在する「ピュレグミ レモン」だから。
一方のキリンも、「キリンレモン」は昨年発売90周年を迎えた国民的炭酸飲料。レモン味は両者とも得意中の得意なのです。
話が脱線気味となりましたが、様々な研究成果が発表されている「プラズマ乳酸菌」を、グミで手軽にとれるのは嬉しいですよね。その乳酸菌を1袋に1000億個、さらにコラーゲンを4000mg、ビタミンCを60mg含む「ピュレサプリグミ iMUSEプラズマ乳酸菌」。グミ好きな人はもちろん、乳酸菌フードが気になっている人も、ぜひ食べてみてください!