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2019/10/4 21:45

サントリーが「芋焼酎」の常識を覆す味を実現! 鹿児島から明かす新時代の傑作「大隅」

 

自然のなかで丁寧につくられている

畑見学のあとは、いよいよ大隅酒造へ。工場内部に入り製造現場を見学してきました。

 

↑大隅酒造。豊かな自然に囲まれた場所にあり、工場が併設されています

 

まずは麹(こうじ)づくりの現場から。麹は発酵に欠かせない素材のひとつで、ここでは国産米を1日6トン使用。洗って蒸したあとに麹菌を混ぜ、40時間かけて米麹をつくっています。

 

↑米麹は製造途中で温度を下げ、クエン酸を生み出すことも大切。食べてみると爽やかな酸味がありました。この酸性が、もろみの腐敗を防ぐために欠かせないのです

 

麹にも黒、白、黄などの種類があり、「大隅〈OSUMI〉」に使われているのは黒麹。芋らしい風味をしっかり残す特徴があります。また、雑菌の繁殖を抑制するクエン酸を多く生成する麹で、気温や湿度の高い南九州や沖縄においては、安全な酒づくりに欠かせない存在となっています。

 

次に向かったのは、芋の加工現場。洗浄した芋をチェックし、品質基準に合うかどうかを選別。大きいものはこぶし大にカットして、蒸す工程へ運ばれて行きます。

 

↑一つひとつ人の手でカットと選別を行い、芋のよりよい部分だけを製品として採用。最終的な品質に大きく影響する作業のため、非常に丁寧に扱われています

 

↑蒸し芋を冷ましたあとにこの機械で砕き、仕込みの工程へ。なお、この数メートル上部で蒸されており、そこも撮影はできたのですが、まるで風呂場のような湿度の高さでレンズがくもり撮れませんでした

 

↑蒸された黄金千貫は、確かにホクホク。特別に食べさせてもらうと、芋本来のうまみとふんわりとした甘味があって、ねっとり甘い安納芋などとは違うながらも実に美味!

 

次は発酵の工程を見学。そこは巨大な仕込みタンクの上部に床を設えた部屋で、フロアにはタンクの作業を行う穴がいくつもありました。最初の部屋は、前記の米麹と水と酵母で発酵させた、一次もろみが眠るタンク。次の部屋は一次もろみと芋と水による二次もろみのタンクです。

 

↑二次もろみのタンクのひとつ。これは発酵8日目を迎えたもので、アルコール度数は約14%になっているとのこと。翌日蒸溜し、焼酎へと姿を変えていきます
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