お酒の人気カテゴリーであるウイスキー。その定番ブランドのひとつが「ブラックニッカ」です。味の方向性によってクリア、リッチブレンド、ディープブレンドがあり、時折発売される限定フレーバーが大好評を得ていることをご存知でしょうか。
その最新作となる「ブラックニッカ リッチブレンド コンフォートアロマ」が、10月16日に発売されました。飲み方提案や、ウイスキーの市場動向なども明らかにされた発表会から、魅力をお伝えしていきます。
やはりウイスキーは好調。ロック派も多い
まずは「ブラックニッカ」について、簡単に紹介しましょう。誕生は1956年。日本のウイスキーの父と称される、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏が“日本を代表するブランドにしたい”との想いで生み出した銘柄です。王道の流れをくむ「ブラックニッカ クリア」のほか、華やかでフルーティな「ブラックニッカ リッチブレンド」は2013年。樽と燻されたピート(泥炭)の余韻が香る「ブラックニッカ ディープブレンド」は2015年より発売されています。
国税庁のデータによると、ウイスキー市場全体で2019年は課税数量が前年比110%を見込んでいるとのこと。やはりウイスキー人気は堅調です。そのなかで「ブラックニッカ」ブランドは、当初目標の102%を超える105%に計画を上方修正。これは7年連続の最高売り上げ更新となり、ファンは年々増えています。
データのなかには興味深いものも。「ウイスキー総合調査2019」によると、一番多い飲み方は無糖炭酸で割るハイボールが約55%なのに対し、次はロックで約50%、水割りは約45%と大きな差はなかったこと。特に夕食後やくつろいでいるときにロックで飲む人が多く、ハイボール以外の楽しみ方が筆者の想像以上に広がっていることがわかりました。
シェリー樽由来のフルーティな香味を感じて
「ブラックニッカ リッチブレンド」の一番の魅力は、シェリー樽原酒由来の甘く芳醇なコク。シェリー樽とは、白ぶどうで造るスペイン生まれの「シェリー酒」の熟成に使う樽のことで、フルーティな香味を得られるのが特徴です。そのシェリー樽のニュアンスをより際立たせているのが、「ブラックニッカ リッチブレンド コンフォートアロマ」。
シェリー樽熟成の原酒のほかに、樽の鏡板を新しいオーク材に交換したリメード樽による原酒も使用。しかもそれぞれ10年以上熟成のモルトをブレンドした、“リッチ”の名にふさわしい贅沢な一本です。
発表会の会場となったのは、インテリアブランド「MODERN WORKS」の青山店。それには理由がありました。「ブラックニッカ リッチブレンド」の今季のコンセプトは“オトナを、ゆっくり、楽しもう。”その世界観を直感的に伝えるため、同店では共同販促も開催されるのです。
同店でのコラボレ―ション企画は約1か月間。来店した先着300名を対象に、「ブラックニッカ リッチブレンド」のミニボトルのプレゼントキャンペーンも実施されるとのことで、気になる人は要チェック(お酒の販売はありません)を。
いい雰囲気のなかで飲むと、ウイスキーのおいしさが相まって、ラグジュアリーな気分に。限定品の「ブラックニッカ リッチブレンド コンフォートアロマ」はほかの銘柄同様、全国流通なので酒販店を中心に入手しやすいはず。とはいえ数量には限りがあり、その数は計12万本。早めのゲットをオススメします!
【SHOP DATA】
MODERN WORKS青山店(Aoyama Limited Store)
住所:東京都港区南青山3-8-34 Francfranc SQUARE 内
アクセス:東京メトロ銀座線ほか「表参道駅」徒歩4分
営業時間:日~木12:00~20:00、金土11:00~20:00
定休日:なし
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