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2020/1/25 17:15

自由度が高すぎやしないか? 国内コーヒーの権威「UCC」がスゴい新作を出してきた

UCC上島珈琲といえば、世界初の缶コーヒー「UCC ミルクコーヒー」を発売するなど、業界の権威といえるメーカー。その同社が、1月24日にカプセル式コーヒーマシン「ドリップポッド DP3(以下、DP3)」を新発売します。

 

↑DP3はホワイト、ブラウン、アッシュローズ、ペールミントの4色展開。1月24日から全国の量販店やECサイトで販売され、市場想定価格は税別1万2000円です

 

先行体験会に参加したところ、「これは!」と驚く注目点がいくつもありました。性能やコーヒーの味などを解説していきたいと思います。

 

 

新たに「ストロング」と「アイス」モードを搭載

ドリップポッドはその名の通り、ドリップコーヒーのおいしさを追求したコーヒーマシン。それまでプロのハンドドリップでしか成し得なかった本格的な味わいを、ボタンひとつで再現できるとして人気を博してきたシリーズで、2015年発売のDP1、2016年のDP2を経た最新版が本機DP3です。

 

プロのハンドドリップの技を、どうやってマシンで再現するのか。わかりやすく解説するために、「ジャパンブリューワーズカップ 2015」で準優勝の経歴をもつ村田果穂さんが、ドリップでおいしく淹れるポイントを教えてくれました。

 

↑UCCコーヒーアカデミーの専任講師などを務めている村田さん。蒸らしは、豆に含まれるガスを抜くためにも大切と言います

 

村田さん曰く、大前提として重要なのが、「コーヒー豆の品質」と「抽出技術」。そして抽出技術には、「鮮度」「計量」「蒸らし」「抽出速度」「ドリッパーの形状」の5つが大切なのだとか。そしてこれらの技術をカプセルとマシンの設計に落とし込んだのが、ドリップポッドなのです。

 

そのうえでDP3に盛り込まれた最新機能が、従来モデルと同じ抽出方法である「スタンダード」に加えて「ストロング」と「アイス」の2つのモードを搭載したこと。

 

↑天面の操作パネルは、多機能でもスマートに切り替えができるボタン式に。ドリンクのメニューと湯量のほか、抽出モードが選べるようになっています

 

↑抽出時間はスタンダードモードで約60秒、ストロングモードで約110秒。圧力をかけないドリップ式のため、音が静かなことも魅力です(※湯量4:約140mlで抽出した場合)

 

ストロングモードは、蒸らし時間をスタンダードモードより長く、注湯スピードを遅く湯を細くすることで、香り高く濃厚な味わいに仕上げてくれます。なお、注湯スピードを落とすと発生しやすくなる雑味を、数ml/秒単位の微調整によって抑えているのもポイントとか。

 

↑スタンダードとストロングで飲み比べ。確かに、前者は苦味と酸味のバランスがとれた味わいで、後者はよりビター感の際立ったコク深さを感じました

 

そしてアイスモードは、アイスコーヒーに適した湯量(湯量1)の70mlで抽出されるようになっており、氷を入れることでちょうどいい力強さのアイスコーヒーになる設計です。

 

↑アイスモードで味をチェック。カプセルには「アイスコーヒーブレンド」という商品もありますが、写真の「リッチブレンド」を氷入りで飲んでも、アイスコーヒーらしいくっきりすっきりしたおいしさでした

 

これらは、「ミルクコーヒーを飲むときは、ベースを濃くしたいので湯量を少なくできたらうれしい」「アイスコーヒーで飲む際は、氷をたっぷり入れたタンブラーに2杯ぶん抽出している」といった、従来機DP2のユーザーの声を参考にしたとか。そこで、抽出モードを加えるとともに、湯量を調整できる機能も搭載させたのです。

 

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