グルメ
お酒
2016/7/11 19:31

タイタニック号で飲まれていた幻のラガーが日本初上陸! これからの海外ビールはウェールズがアツい

「イギリス」といえば、最近は国際的な動向でニュースをにぎわせている存在。一方で、もっとカジュアルな側面を見てみると、紳士の国であったり、サッカーやラグビーの発祥国(諸説あり)であったりと、非常に豊かな文化を持つ国です。グルメの観点でいうと“有名な料理は少ない”と思われがちですが、ドリンクでいえばウイスキーやドライジン、エールビールなど、世界的な影響力を持つお酒の主要国といえるでしょう。今回は、そんな英国からとんでもないビールが日本初上陸したというのを聞きつけ、試飲会に参加。その模様をお届けしましょう!

 

20160711-a03 (2)

ウェールズは、場所はロンドンの西方約200kmに位置しており、「不思議の国のアリス」の主人公のモデルになったアリス・リデルが夏を過ごした街があることでも知られています。そんなこともあって、本イベント名は「不思議の国 ウェールズ」。ウェルカムビールでの乾杯からスタートしました。

 

20160711-a03 (3)

試飲したビールは全部で10本。それらをひとつずつ解説してくれたのが、日本ビアジャーナリスト協会代表の藤原ヒロユキさん(↑写真:右)です。「ビールの味や香りはもちろんですが、泡の弾ける音や飲みこむ時のノドの刺激など、五感で楽しんでいただきたい!」(藤原さん)とのことで、筆者もそのアドバイスを意識して試飲会に臨みました。

 

豪華客船で飲まれていたハイグレードなビールは上品な味

目玉のビールが「レクサムラガー」という銘柄。北ウェールズで知らない人はいないといわれるほど有名で、起源も1882年にさかのぼる英国最古のラガーだそう。この伝統的なビールが今回、日本に初上陸ということで期待は高まります。

 

20160711-a03 (4)

スタイルは、ペールエールの醸造方法を参考にラガー酵母で醸造したペールラガー。爽快な飲み口と上品なホップの苦みが香る、繊細な味わいです。

 

????????????????????????????????????

イベントのために特別来日した、レクサムラガーのマーク・ロバーツさん(↑写真)が語りました。

 

「上面発酵のエールが人気の英国。それゆえ、特に当時は下面発酵のラガーは下火だったのです。レクサムラガーもマイナーでしたが、クオリティが高かったため海外では人気があり、豪華客船タイタニック号やクイーンメリー号でも飲まれていました。この高品質な味を、ぜひ日本の方にも楽しんでいただきたいです」(マークさん)

 

20160711-a03 (10)

なお、ビールはレクサムラガー以外にも、すでに日本で発売されている「タイニーレベル」と「ブレインズ」から9銘柄が登場。柑橘類や牧草のようなフルーティ で鮮烈な香りがまさに波動拳のようなIPA「ハドーケン(参考価格:740円/330ml)」、クリーミーな泡のなめらかな口当たりが心地よいビタースタ イルの「ブレインズSAスムーズ(参考価格:432円/440ml)」など記憶に残るビールがたくさんありました!

 

????????????????????????????????????

聞くところによると、2000年には12か所しかなかったウェールズのビール醸造所も、いまでは80か所以上に増えているとか。昨今のクラフトビールブームはアメリカの影響が大きいといわれていますが、その波はウェールズにも来ているようです。

 

20160711-a03 (6)

一方の料理は、藤原さん自らが監修。今回のビールに合わせ、試飲会が行われたレストラン「Café 104.5」を有するブルーノートグループの長澤宜久シニアシェフに、料理を依頼してくれたのです。ドイツ系移民が生み出したレクサムラガーに合わせたのは、ハーブ入りの自家製ソーセージ。ホップの香りがハーブとのベストペアリングを醸し出していました!

 

ビールを使ったウェールズ伝統のチーズトーストが激ウマだった!

そして、料理に関してはスペシャルな演出も。NHKの朝ドラ「マッサン」で英国料理と菓子を担当された、料理研究家の砂古玉緒先生(↓写真)が登場。「ウェルシュ・レアビット」という、ウェールズ伝統のチーズトーストを作ってくれました。

 

????????????????????????????????????

英国パブメニューとして有名なフィッシュ&チップスは、ビールを混ぜた衣で揚げる料理ですが、ウェルシュ・レアビットもビールが味の決め手。チーズのソースにビールを加えて焼き上げるのがおいしさの秘密です。

 

20160711-a03 (8)

ウェールズは、イギリス国内のミルクの16%を生産している酪農国。たとえば北海道のジャガバターのように、地の利を生かした郷土料理のひとつがウェルシュ・レアビットというわけですね。

 

20160711-a03 (9)

チーズにはマスタードパウダーやウスターソースも加えるとのことで、見た目以上に味は濃厚。とにかくビールが進むインパクト大のおいしさです。レシピは簡単なので、気になる方は作ってみてはいかがでしょうか!

 

今回紹介したビールも、今後日本ではさらに見かけるようになるでしょう。店頭で見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!

 

【URL】

ウェールズジャパン https://www.wales-japan.com/

TAG
SHARE ON