グルメ
2016/7/23 15:52

酒を嗜みながらの“ほろ酔い寿司”を満喫するなら新百合ヶ丘「寿司鷹」へ!【回転寿司の名店】

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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寿司鷹 新百合ヶ丘エルミロード店

住所:神奈川県川崎市麻生区上麻生1-4-1 新百合ヶ丘エルミロード5F

交通:小田急線 新百合ヶ丘駅徒歩1分

スタイル:回転寿司

 

うまい酒とうまいネタが揃った大人の回転寿司

最近の回転寿司は〝飲み〟要素が充実。通好みの酒を数多く取り揃えた店が増えている。そして新百合ヶ丘の「寿司鷹」も、そんな酒好きを虜にする名店だ。

↑日本酒各種/1号(390円~) 写真は「田酒」「船中八策」「飛露喜」「五橋」「獺祭」の生酒。生酒は季節限定で、夏の時期しか飲めない。
↑日本酒各種/1号(390円~) 写真は「田酒」「船中八策」「飛露喜」「五橋」「獺祭」の生酒。生酒は季節限定で、夏の時期しか飲めない

 

日本酒は「十四代」「獺祭」「田酒」など人気銘柄がズラリ。焼酎も「森伊蔵」「魔王」など垂涎の品が揃う。

↑本マグロづくし(802円) 生の国産本まぐろの赤身・大とろ・中とろのセット。取材時は高知県宿毛のまぐろを使っていた。赤身はうまみが濃く、大とろ、中とろは脂に甘みが感じられた
↑本マグロづくし(802円) 生の国産本まぐろの赤身・大とろ・中とろのセット。取材時は高知県宿毛のまぐろを使っていた。赤身はうまみが濃く、大とろ、中とろは脂に甘みが感じられた

 

もちろん、うまいのは酒だけではない。寿司ネタは、川崎北部市場に毎朝入り、新鮮で質のいい魚を吟味。愛媛宇和海からも産直で魚が届く。それをキャリア30年以上の職人が丁寧に仕込んで客前で握る。赤酢でほんのり桜色のシャリは握りも軽い。

↑焦がしチーズ三昧(473円) サーモン・ほたて・えびにチーズを乗せ、バーナーで炙ったひと皿。チーズを焦がした風味と刺身の組み合わせが新鮮だ。特に生ほたての甘みがチーズの塩気とよく合う
↑焦がしチーズ三昧(473円) サーモン・ほたて・えびにチーズを乗せ、バーナーで炙ったひと皿。チーズを焦がした風味と刺身の組み合わせが新鮮だ。特に生ほたての甘みがチーズの塩気とよく合う

 

店では、年配客が寿司をつまみ、酒を嗜む姿も多く見かける。酒の種類が増えたのは客の声を反映してのこと。同店は今日も地元の人々を、うまい寿司とうまい酒で悦ばせている。

↑のどぐろ/二貫(802円) 脂がしっかり乗ったのどぐろは、食べた瞬間からうまみが口の中にどんどんあふれてくる。皮ぎしをサッと炙ることで香ばしさが加わり、脂がややさっぱり感じられる
↑のどぐろ/二貫(802円) 脂がしっかり乗ったのどぐろは、食べた瞬間からうまみが口の中にどんどんあふれてくる。皮ぎしをサッと炙ることで香ばしさが加わり、脂がややさっぱり感じられる

※価格やネタは変動する場合があります。