【キーワード06】4Dグミ
動物や果物の形をかたどったミニチュアのようなグミ。アメリカやオーストラリア、アジア諸国など世界中で人気を集め、日本でも話題になっている。
【例えばこんなのが流行る10】まるでフィギュア! 写真に収めたくなるグミ
カンロ
4Dグミ
実売価格198円
中国の食品メーカー・Amosが作る立体型グミで、日本ではカンロが販売している。「4D」は「3D+Delicious」という意味。2020年11月にクマ型の「ポップベア」、12月に実際に組み立てられる「ブロックス」が登場した。
【ネクストヒットの理由】
目を引くビジュアルで、SNSやASMR動画を中心に話題になっている商品。日本では創業100年を超える老舗の菓子メーカー・カンロが販売を開始したため、目にする機会も増えるはず。
【キーワード07】シュウマイ専門店
数年前に餃子メインの酒場やバルのブームがあったが、そのネクストトレンドと呼び声の高い点心がシュウマイだ。持ち帰り需要とともに、専門店が着実に増えている。
【例えばこんなのが流行る11】味の種類が豊富で飽きないおいしさ
野田焼売店
食品卸業者直営で、都内に2店舗展開。無添加で手作りのおいしさや、6種類のシュウマイと9種類のタレという豊富なバリエーション、直営店ならではの手ごろな価格などで人気を博している。
【ネクストヒットの理由】
おかずにもつまみにもなる、作り置きできてロスが少ない、持ち帰りが容易など、店側のメリットも多い。餃子との大きな違いは、家で作るのが難しいという点で、ニーズもつかんでいる。
【キーワード08】自宅で樽生ビール
「おうち○○」が増えるなか、樽生ビールを家に配送するサービスが新たに誕生。誰でも簡単に注げ、手軽に本格的な味を楽しめるのが魅力だ。
【例えばこんなのが流行る12】生のクラフトビールを 自宅で手軽に楽しめる
原田産業
ビールの縁側
各ブルワリーが設定 全国のブルワリーによるクラフトビールを、樽生で購入できる直送型ECサイト。サイズは3ℓと5ℓがあり、専用ポンプ(別売り)で注ぐのも簡単だ。月額費用が無料で、飲みたいときに注文できる点もうれしい。
【ネクストヒットの理由】
外食を利用しづらい状況が続くなか、店の樽生ビールが恋しい人は増えている。そんなビール党の需要を満たす画期的なサービスに要注目だ。
【キーワード09】飲むだし
かつお節専門店がだしのバーを出店するなど、近年、だしだけを飲む文化が広がっている。それに合わせて缶やカップで飲む商品も増加中だ。
【例えばこんなのが流行る13】ヤマサの白だしが香るまろやかな日本酒
トーヨービバレッジ
日本酒のだし割りカップ
実売価格218円
日本酒に、薄口しょうゆをベースにしたヤマサ醤油の白だしを1:3で調合。絶妙なブレンド比率によってうまみや甘味が引き立ち、深みのあるまろやかな味わいに仕上がっている。三菱食品と共同開発。
【例えばこんなのが流行る14】キッコーマン監修の魚介ベースのだし飲料
コカ・コーラ
GO:GOOD ゴクっ!と飲める旨い和だし
実売価格159円
キッコーマンが監修。厳選されたかつお、昆布、あごのエキスによって、だし本来のうまみと香りを引き立たせつつ、飲料として飽きがこないすっきりとした味を実現している。
【ネクストヒットの理由】
日本人にとってだしは身近な存在だが、ワンハンドスタイルで飲む機会はあまりなかった。この斬新な提案による意外性と、メーカーが本気を出したこだわりのおいしさでヒット間違いなしだ。
【キーワード10】北欧グルメ
北欧の商品といえばファッション、家具、雑貨が多かったが、これからはフードも見逃せない。イケアが都心型店舗展開を広げることで、さらに身近になりそうだ。
【例えばこんなのが流行る15】都心型イケアの増加で 気軽に食べられるように!
IKEA原宿
ツンブロード
スウェーデンの伝統料理である「フラットブレッド」をモダンテイストにアレンジした、IKEA原宿限定メニュー。具材は野菜のソーセージやサーモンなど16種類と豊富で、200円からという手ごろな価格も大きな魅力だ。 2020年に、原宿や渋谷に都心型店舗を出店したイケア。2021年春には新宿にも開業予定で、スウェーデンの味覚を体験できるフードを準備している。
【ネクストヒットの理由】
これまで北欧グルメは他国グルメに比べて食べる機会が少なかったが、イケアの都心進出で身近に。クラフトビール業界でも、北欧ブルワリーは大国アメリカを凌駕するほど人気があり、目が離せない。