グルメ
2016/8/8 16:30

【立ち食い寿司の名店】江戸前寿司の“粋”が溢れる超人気店! 55種類の絶品ネタを揃える御徒町「まぐろ人」

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

20160808-a05 (4)

20160808-a05 (6)

まぐろ人(びと) 御徒町出張所

住所:東京都台東区上野6-3-7

交通:JR山手線ほか 御徒町駅徒歩5分

スタイル:立ち食い寿司

 

メニュー豊富でどれも絶品! 毎日通い詰めたい超人気店

↑まぐろ中とろ/一貫(260円) 食べた瞬間にあふれる脂が上品! 口の中でサッと溶けて、うまみの余韻だけが残る。赤身のうまみもしっかりと感 じられ、つい何貫も食べたくなる絶品ネタだ
↑まぐろ中とろ/一貫(260円) 食べた瞬間にあふれる脂が上品! 口の中でサッと溶けて、うまみの余韻だけが残る。赤身のうまみもしっかりと感じられ、つい何貫も食べたくなる絶品ネタだ

 

「まぐろ人 御徒町出張所」は、まぐろをはじめ上質なネタを立ち食い形式で提供する人気店。常時55種類以上のネタを揃え、季節ごとのオススメネタも数多く用意している。

↑づけまぐろ/一貫(170円) まぐろの赤身を湯引きし、サクのままタレに6時間ほど漬け込んで切り分け。赤身のうまみとしょうゆのうまみの バランスが絶妙だ。ごまを乗せて香ばしさをプラス
↑づけまぐろ/一貫(170円) まぐろの赤身を湯引きし、サクのままタレに6時間ほど漬け込んで切り分け。赤身のうまみとしょうゆのうまみのバランスが絶妙だ。ごまを乗せて香ばしさをプラス

 

魚は、浅草の本店にいる目利きバイヤーが築地から一括仕入れする。寿司屋の華であるまぐろは、本まぐろのみを提供。煮はまぐりやこはだなど江戸前の握りも、きっちり仕事がされている。また、12月から5月上旬にかけて出る名物メニューの「天然肝付きホタテ」は、他の店ではなかなか食べられないネタでオススメ。夏は定番ネタのほか、こちやしまあじもイチオシだという。

↑鯨さずり/一貫(230円) くじらの舌を燻製(ベーコ ン)にして寿司ネタに。スモ ークされ凝縮した脂のうまみ がじわじわ広がる。トッピ ングの練りがらしが味のアクセントとなって、たまらなくうまい
↑鯨さずり/一貫(230円) くじらの舌を燻製(ベーコン)にして寿司ネタに。スモークされ凝縮した脂のうまみがじわじわ広がる。トッピングの練りがらしが味のアクセントとなって、たまらなくうまい

 

同店は、客と談笑しながら手際よく寿司を握る店長の気っぷのよさも江戸前寿司の〝粋〟を感じさせる。ぜひ常連になりたい店のひとつだ。

↑車エビおどり/一貫(230円) 〆たてさばきたての車えびを握り に。驚くほどプリプリの食感と濃 厚な甘みが堪能できる。シャリは 口の中でほろりとほどける抜群の握り具合が決め手。満足度の高いメニューだ
↑車エビおどり/一貫(230円) 〆たてさばきたての車えびを握りに。驚くほどプリプリの食感と濃厚な甘みが堪能できる。シャリは口の中でほろりとほどける抜群の握り具合が決め手。満足度の高いメニューだ

※価格やネタは変動する場合があります。