サッポロを代表する缶チューハイのひとつが「サッポロチューハイ99.99(フォーナイン)」。2018年にデビューし、RTD(=Ready To Drink、開封してすぐ飲める缶やペットボトル入りのドリンク)ブームで様々な新作が乱立するなか頭角を現し、一大ブランドに成長した人気商品です。それが4月6日、大幅なリニューアルを遂げたとのこと。真価を知るべく、4つのフレーバーを新旧で飲み比べました。
99.99%の高純度ウォッカによるクリアな飲み味が人気
「サッポロチューハイ99.99」シリーズ最大の特徴は、この商品のために開発された純度99.99%のウォッカを使用している点。2段階白樺ろ過によって磨かれた高純度ウォッカは、ブランド名の由来にもなっています。
純度が高い=雑味がない、つまりクリアなおいしさを実現できるということ。アルコール度数9%の飲みごたえと、キレのある味わいが楽しめます。
リニューアルでは理想の“飲みやすさ”を追求
そんな「99.99」のリニューアルにあたり、改めて同シリーズが提唱する“飲みやすさ”を定義したとのこと。その飲みやすさとは、「満足感ある飲み口」と「雑味を感じないキレのある後味」の2つ。“こだわり”や“味覚”そのものを楽しむという、近年の消費者の志向にマッチした品質を目指しています。
4月6日にリニューアル発売されたのは、「クリアドライ」「クリアレモン」「クリアグレープフルーツ」「クリアシークヮーサー」の4つのフレーバー。
スタイリッシュなデザインが好評だったパッケージも大幅に刷新。サッポロをイメージさせる星マークや、「99.99」の商品名、果実のイラストを大きくあしらった一方で、全体の情報量は抑え、シンプルかつグラフィカルなデザインに進化しています。
自然な果実感がアップ、後味はさらにクリアに
「99.99」シリーズの新バージョンと旧バージョンを飲み比べてみました。全体的に飲み口のボリュームや飲みごたえが強化されていながら、クリアなキレでクドさが皆無。想像以上の飲みやすさに驚かされます。透明感が冴えた分、果実感もアップしていて、自然な味わいに磨きがかかりました。
ラベルをじっくり比較すると、スペック自体が変わっています。例えば「クリアレモン」はカロリー、炭水化物、糖質などが少しだけアップしていて、これが飲みごたえの強化につながっているのかもしれません。意識しながら飲み比べないと新旧の違いが分かりづらいリニューアルも世の中にはありがちですが、「99.99」はアップデート内容がかなり分かりやすいです。
それぞれのフレーバーをチェックしていきましょう。まず、紹介するのは「サッポロチューハイ99.99 クリアドライ」。新バージョンでは無糖になり、よりドライでシャープな味わいになりました。
2商品目は「サッポロチューハイ99.99 クリアレモン」。キレのある飲み味はキープしつつ、果実感をアップさせたことで、これまで以上にレモンの爽やかな酸味を楽しめます。
3商品目は「サッポロチューハイ99.99 クリアグレープフルーツ」。こちらも果実感をプラスして、グレープフルーツが持つ甘味・苦味・酸味のバランスを向上させました。
ラスト4商品目は「サッポロチューハイ99.99 クリアシークヮーサー」です。今回のリニューアルでは、シークヮーサー特有の晴れやかな甘酸っぱさが強調されています。
これらレギュラー4商品のほか、5月11日には数量限定の「サッポロチューハイ99.99 クリアオレンジ」がラインナップに追加。厳選したオレンジのブライトな飲み味を楽しめる1本に仕上がっています。
昨今は低アルコールドリンクの人気が伸長しているものの、「常飲はしていないけど、たまに飲みたくなる」という人も少なくないはず。そこで選ぶポイントのひとつが“飲みやすさ”。従来の「99.99」をよく知っている人もそうでない人も、ぜひ本稿を参考に味わってみてください!
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