本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介していく。ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしよう。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。
■本日のお店
くじら食堂
交通:JR中央線 東小金井駅徒歩2分
住所:東京都小金井市梶野町5-1-19
総座席数:11席(カウンター11席)
つけ汁に浮かぶネギ油が手もみのピロピロ麺によく絡む
「くじら食堂」は、2015年度の「TRY(東京 ラーメン・オブ・ザ・イヤー)」において、初の5部門受賞を成し遂げた、いま最も注目の一軒だ。なかでも人気のメニューは、つけ麺部門で1位に輝いた、つけ麺(塩味)。店主自ら製麺する自家製手もみ麺と、コクのあるつけ汁のコンビネーションが話題を呼んでいる。
![↑つけ麺(塩味)(800円) 「麺や 七彩」ゆずりの麺は柔らかくも弾力満点で、独特のピロっとした食感が激ウマ。つけ汁の味のベースはベトナム塩で、これまた芳醇だ](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/10/20161011_P60_04.jpg)
琥珀色のつけ汁の表面には、特製のネギ油が漂う。さらに焦がしネギをトッピングすることで、より香ばしさを強調。見た目は淡麗系だが、つけ汁は塩気がやや強く、麺に絡むと奥深いうまみとなって口の中に広がる。また、サイコロ状の豚バラチャーシューも絶品。柔らかく調理されているが、噛み応えのある絶妙な食感が特徴的だ。
![↑油そば(700円) 究極との呼び声が高い麺に、焙煎ネギ油と醤油ダレの病みつきオイルが絡みまくる!新鮮な水菜や玉ネギの甘みも加わり、反則的なウマさとなっている](https://getnavi.jp/wps/wp-content/uploads/2016/10/20161011_P60_05.jpg)
ちなみに、店主の下村浩介氏は食肉の卸や都立家政の「麺や 七彩(現在は食堂七彩)」を経た職人。味はもちろんだが、昔からの温和な接客も好印象で評判がよい。
※価格やメニューは変更になっている場合があります。