デジタル
2015/11/24 11:10

富士通 FMV「LIFEBOOK SH90/W」1mmへのこだわり - 開発者に聞く「使い勝手の徹底追求」

富士通FMV LIFEBOOK SH90/Wは、旧機種から奥行きを「1mm」サイズダウン。ですが、たった1mmと思うなかれ。単に小型化を目指すだけなら、ドライブを省いたり、端子を減らしたりすれば実現できます。ですが、富士通が最も重視するのは、「ユーザーが本当に使いやすいものを提供する」こと。

 

モバイルPCとして必要な要素を一切削らずに1mmでも小さくするためには、パーツをすべて見直し、スペース等に厳しい制約があるなかで試行錯誤を繰り返さなければなりませんでした。

 

この1mmに込められた熱い思いを開発者に聞きました。

 

高速起動&ロングバッテリーが魅力のタッチ操作対応13.3型モバイルノート

アーバンホワイト
アーバンホワイト

 

スパークリングブラック
スパークリングブラック

 

富士通
LIFEBOOK SH90/W
オープン価格

 

CPUに最新のインテル® Core™ i5-6200U プロセッサーを採用し、快適な操作を実現しています。DVDドライブ部はマルチベイ構造で、増設用(別売)のバッテリー、HDDなどに交換することが可能です。

 

SPEC
●CPU:インテル® Core™ i5-6200Uプロセッサー
●OS:Windows 10 Home
●メモリ:4GB
●ストレージ:約256GBSSD
●バッテリー駆動時間:約14.8時間
●サイズ/質量:W315.8×H11~19.8×D214mm/約1.39~約1.49kg

 

 

LIFEBOOK SH90/W 誕生の舞台ウラ
開発メンバー5名に直撃インタビュー!

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サイズダウンしつつ、新機能も搭載―。とても理想的ですが、言うは易し行うは難し。実現にはデザインや構造の変更など、あらゆる面で工夫と連携が必要です。今回はFMV LIFEBOOK SH90/Wの開発に携わった5名にインタビューを実施。メンバーに共通するのは、“ユーザーが本当に使いやすいもの”を追求する熱意でした。

 

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商品企画担当
パーソナルプロダクト統括部 第一プロダクト部 廣瀬遼一さん

 

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デザイン担当
サービス&プロダクトデザイン事業部 星 真人さん

 

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回路設計担当
クライアントプロダクト事業部 第三技術部 廣瀬眞一さん

 

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ケーブル設計担当
プラットフォーム開発センター メカニカルデザイン技術部 佐藤若奈さん

 

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構造設計担当
プラットフォーム開発センター メカニカルデザイン技術部 松下真也さん

 

 

―他社ではOSのみWindows10に変更した新モデルも多いようです。SH90/Wは、デザインからすべて見直そうとしたきっかけは何でしょう?

廣瀬さん(商品企画担当) 富士通は、常に使いやすさを考え、お客様の声に耳を傾けて製品を開発しています。旧機種に対するお客様の意見をお聞きするなかで、「より持ち運びやすくしてほしい」と意見をいただいたこともあり、新たに設計しました。

 

―デザインコンセプトはどのように変わりましたか?

星さん(デザイン担当) 旧機種は、長く安心して使っていただくために剛性を高めたアルミボディを中央に据え、それを軽量な金属で包み込むデザインでした。SH90/Wは更なるサイズダウンを目指し、旧機種の周囲を切り落としたイメージです。

 

―更なるサイズダウンするとなると、新機能を搭載するのが難しかったのでは?

廣瀬さん(回路設計担当) 生体認証「Windows Hello」は、これまでも指紋認証機能を搭載しており、ノウハウがありましたので、特に問題ありませんでした。また、処理速度向上のために新規搭載したDDR4のメモリは、以前のメモリから電源回路やサイズの変更があり、配置配線に苦労しましたが、シミュレーション等を使用して安定した動作を実現しました。

 

―ヘッドホン端子の位置が旧機種の右手側から左手側に移動した理由はなぜですか?

廣瀬さん(商品企画担当) マウスを有線で接続する場合、右手側に装着することが一般的です。ヘッドホン端子も右手側にあると2本のケーブルが絡まってしまう、とお客様からご意見をいただいたので、改善しました。

 

―ユーザーの声をすぐに反映したのですね。そのほかにケーブル関連ではどのような変更がなされているのでしょうか。

佐藤さん(ケーブル設計担当) 旧機種では、モニター上部のカメラとマイクのケーブルをベゼルに沿って配置していました。SH/90Wでは、0.2mm厚のケーブルを採用することで、モニターの裏に通せたため、ベゼルを細くできました。

 

―パーツの細かな変更がデザインに影響を与えると。デザイン、構造、回路とそれぞれの連携が重要になるのですね。

松下さん(構造設計担当) 数え切れないほどやり取りしましたね(笑)。些細なデザイン変更でも構造面への影響は大きいんです。コンマ数mmのせめぎ合いでした。回路設計担当へは構造担当から最初に基板の大きさを提示させてもらうのですが、SH90/Wでは面積をかなり絞りました。それでも対応してもらえたのはありがたかったですね。

 

廣瀬さん(回路設計担当) 実は部材点数や部材サイズは増加しているんです。本音ではもっと基板の面積が欲しい(苦笑)。小型化のためにDVDドライブなどを削っていく方法もありますが、ユーザーの使い勝手を犠牲にはできません。SH90/Wは小型SSDを採用し、軽量化を図れたのはよかったです。

 

―確かにコンパクト化を追求するだけなら、あまり普及していない小型・薄型の新端子に変える方法もありますよね。

星さん(デザイン担当) SH90/Wは、世界一軽いPCでも、世界一薄いPCでもありません。ですが、このコンパクトな筐体にお客様が必要とする可能性があるものはすべて盛り込みました。今後も新技術を取り入れつつ、使い勝手の良さをしっかり継承する姿勢を大事にしていきます。

 

 

LIFEBOOK SH90/Wの進化ポイント

旧機種からサイズダウン

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旧機種より幅3mm、奥行き1mmの小型化を実現。高さも約11~19.8mmと薄く仕上がっています。

 

 

凹凸のないデザインに変更

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凹凸をなくし、より一層手になじむように。ヒンジ部も丸みがあり、持ち運び時に手に負担がかかりません。

 

 

バッテリーカバーを着脱しやすく

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バッテリーカバーはツメ式からレバー式に変更。確実に閉まり、開閉もスムーズです。

 

 

必要な端子をすべて搭載

左手側
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有線LAN、ミニD-SUB、HDMI出力、USB3.0を各1基搭載。ハイレゾ対応のヘッドホン端子(ヘッドセット兼用)も備えています。

 

右手側
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増設用(別売)のHDD、内蔵バッテリーに交換可能なスーパーマルチドライブを用意。USB3.0端子を2基備えています。

 

 

ユーザーの声を反映しヘッドホンの位置を変更

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旧機種ユーザーの「有線マウス使用時に2本のケーブルが絡まる」という声を受けてヘッドホン端子を右手側から左手側に変更されています。

 

 

LIFEBOOK SH90/W ココも見逃せない!

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タッチパッド部に近距離無線技術NFCのセンサーを搭載。電子マネー決済などに利用することができます。

 

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キーボードは、ひと差し指などは重め、小指は軽めとキーの重さを2段階に調整しています。打ちやすく、静音性も高いです。

 

ドライブ搭載、タッチ対応ながらスリムでカバンにスッキリ収まる!

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ミライセキュリティ! 指紋認証機能搭載で安心

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SH90/Wは指紋センサーを搭載。指をスライドするだけでサッとサインインできます。

 

ミライセキュリティとは、富士通によるパソコンをもっと自由に楽しむためのセキュリティコンセプト。LIFEBOOK SH90/WもWindows 10の生体認証機能Windows Helloに対応した指紋センサーを搭載しています。ミライセキュリティについて詳しくは下記の特設サイトをチェック。
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http://www.fmworld.net/fmv/special/miraisecurity/

 

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Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、Core Inside は、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるIntel Corporation の商標です。

 

 

【関連リンク】

■「SH90/W」の詳細はこちら(富士通製品情報ページ/富士通直販サイトWEB MART)

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