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2025/2/16 21:00

iPhoneの買い替えサイクルが変化! 2年で新しくするユーザーが増えている理由とは?

iPhoneユーザーの買い替え頻度がわずかに早まっており、これまで長期化していた買い替えサイクルの傾向が逆転しつつあると、調査会社のConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)が報告しています。

↑2年で買い替えるユーザーが増加中

 

CIRPが公開した2024年12月のデータによれば、新しいiPhoneを購入したユーザーのうち、以前のデバイスから2年以内に買い替えた人の割合が36%に達したとのこと。これは前年同期の31%から増加しています。しかしその一方、3年以上使用したユーザーの割合も33%に達しました。

 

この動きは、CIRPが2014年にデータの集計を開始して以来、初めての大きな変化とされています。長期的には端末の使用期間が伸びる傾向にある一方、一部のユーザーにおいては買い替えのペースが加速している模様。CIRPによれば、2年で買い替えるユーザーの割合は2020年の水準に戻ったようです。

 

iPhoneの買い替えが早まった原因は何か? キャリアのプロモーションやインセンティブが買い替えのサイクルに影響している可能性がありそう。AI機能「Apple Intelligence」が動機となっているという見方もあります。

 

一方、iPhoneの買い替えが早まった時期は、iPhoneの販売がやや低迷している時期とも一致していました。もしかすると、iPhoneの人気が低下したことで、熱心なファンによる買い替えが目立っているだけなのかもしれません。

 

Source: CIRP via MacRumors