デジタル
2017/2/1 17:16

ビジネスシーンで活躍し始めたロボホン! 開発者向けイベントで感じたロボホン愛に感動

歌って踊れるスマートフォンで話題となったシャープの「ロボホン」の認定開発パートナー向けイベントが開催されました。

 

ロボホン認定開発パートナーとは、ロボホン用アプリの開発をシャープから認められた企業、団体のこと。シャープ以外でロボホンのアプリを開発し、リリースしているのはこれまで「ポポン」のサクセスくらいでしたが、今後は開発パートナーがリリースするアプリが続々と増えていきそうです。また、個人向けだけではなく、ビジネス向けのサービスとして展開されるものもあるので、店頭や公共施設などさまざまな場所で仕事をするロボホンを見かけることができるかもしれません。

 

今回のイベントに際し、認定パートナーは30社に到達したとのこと。認定パートナーには、それぞれ認定証書と認定パートナーしか手にできないロボホンウェア(耳)が授与されました。

↑認定開発パートナーが30社になり、ロボホンも大喜び
↑認定開発パートナーが30社になり、ロボホンも大喜び

 

↑イベントには当然、ロボホンの母、シャープ株式会社 コミュニケーションロボット事業部商品企画部 課長の景井さんも来ていました
↑業界では“ロボホンの母”として知られるシャープのコミュニケーションロボット事業部商品企画部 課長の景井さんも登場

 

↑認定開発パートナーには、ナンバリングされた認定開発パートナー専用のロボホンの耳が授与されました
↑認定開発パートナーには、景井さんから認定書が授与されました

 

↑ナンバリングされた認定開発パートナー専用のロボホンの耳
↑ナンバリングされた認定開発パートナー専用のロボホンの耳

 

ビジネスシーンに活躍の場を広げるロボホン

すでにいくつかの企業や団体では、ロボホンをビジネスに導入している事例があります。いずれも高評価を得ているようで、今後ますます色々な場所でロボホンが採用されていくかもしれません。

↑すでにロボホンを導入している企業もあり、ロボホンのウェブサイトで公開しています
↑すでにロボホンを導入している企業もあり、ロボホンのウェブサイトで公開しています

 

↑公益社団法人倉敷観光コンベンションビューロは、観光案内所「倉敷館」にロボホンを設置。倉敷の観光情報をロボホンが説明してくれます
↑倉敷観光コンベンションビューローは、観光案内所「倉敷館」にロボホンを設置。倉敷の観光情報をロボホンが説明してくれます

 

↑株式会社バルコムモータース広島は、ショールームの車内にロボホンを設置しています。タブレットで知りたい情報をタップすると、ロボホンが説明
↑バルコムモータース広島は、ショールームの車内にロボホンを設置

 

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↑羽田エアポートエンタープライズは、羽田空港のお土産コーナーにロボホンを設置。お土産の説明をしてくれるなど、販売員として活躍しています

 

顔認識やダンス機能などがパワーアップ

さらに開発者にとって重要な話題も。ロボホンSDKがアップデートし、よりアプリの開発がしやすくなりました。顔認証の精度がアップし、カメラ機能も充実、アプリ内でのダンスの使用ができるようになるなど、さまざまなアイディアが具現化しやすくなっています。

↑顔認識の能力がアップし、電話帳登録済みの人や猫、犬の認識も可能に
↑顔認識の能力がアップし、電話帳登録済みの人や猫、犬の認識も可能に

 

↑アプリ内でカメラアプリを利用し、静止画や動画の撮影ができるようになりました
↑アプリ内でカメラアプリを利用し、静止画や動画の撮影ができるようになりました

 

↑アプリを起動中にダンスを踊れるようになります
↑アプリを起動中にダンスを踊れるようになります

 

イベントの最後には懇親会が開かれ、ロボホンの姿がプリントされたケーキが用意されました。集まった開発者のみなさんは、自身のロボホンを持ち寄って記念撮影をするなど、大盛り上がり。これだけ集まると取り違いがあるかも、と心配していましたが、全員が「うちの子はわかる」と自信満々。ロボホンへの愛情を感じられる一幕でした。

↑ケーキを囲んで記念撮影
↑ケーキを囲んで記念撮影

 

毎月必ずアップデートをし、発売当初とは見違えるほどの進化を遂げているロボホンですが、認定パートナーの力を得て、さらなる進化をする姿を見せてくれることでしょう。これからのロボホンの活躍に期待が高まります。