デジタル
2017/6/8 19:30

【夏スマホ】機種変に迷いそう! ソフトバンクの夏モデルは完成度の高いラインナップ

大手キャリア3社のスマートフォン夏モデルが出そろいました。ソフトバンクのラインナップは、オリジナルモデルを含む計5機種。本記事では、スマホの買い替えを検討しているソフトバンクユーザーのために、同社の夏モデルを一挙に紹介します。

 

「Xperia XZs」はカメラがウリ

他機種に先んじて5月26日から発売を開始しているのが「Xperia XZs」。同機のポイントは、メモリ積層イメージセンサーを搭載したカメラ「Motion Eye」を採用したこと。「先読み撮影」や960fpsの「スーパースローモーション撮影」などの撮影機能が利用できます。また、あえて画素数を抑え、イメージセンサーのピクセルを大型化したことで、夜景などをより明るく鮮明に撮れるようになりました。従来機から、デザイン上の大きな変更はないものの、中身は堅実にアップグレードさせてきています。

↑Xperia
↑Xperia XZs

 

カラーラインナップは「アイスブルー」「ブラック」「シトラス」「ウォームシルバー」の4色展開となります。

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【Xperia XZs】
SPEC●OS:Android 7.1●画面:5.2型フルHD●CPU:4コア、2.2GHz+1.6GHz●RAM/ROM:4GB/32GB●カメラ(背面/前面):1920万画素/1320万画素●バッテリー:2900mAh●連続待受時間:約700時間(4G LTE)●連続通話時間:約1710分●サイズ/質量:約W72×H146×D8.1mm(最厚部約8.7mm)/約161g

 

なお、同機の発売に合わせ高音質通話サービス「VoLTE(HD+)」の提供も開始されています。

 

握って操作が新しい「HTC U11」

6月下旬以降には「HTC U11」が登場する予定。こちらは5.5型の大画面モデルです。端末下部側面には、感圧センサーが内蔵してあり、ぎゅっと握ることでカメラの起動など、素早い操作が可能。同機能は「エッジ・センス」と呼ばれ、7月にリリースされる予定のアプリでは、任意のアプリ・機能を割り当てられるようになるとのこと。

↑HTC U11
↑HTC U11

 

カラーは「アメイジング シルバー」「ブリリアント ブラック」「アイス ホワイト」の3種類を用意。

HyperFocal: 0

 

【HTC U11】
SPEC●OS:Android 7.1●画面:5.5型WQHD●CPU:8コア、2.45+1.9GHz●RAM/ROM:4GB/64GB●カメラ(背面/前面):1220万画素(ウルトラピクセル)/1600万画素●バッテリー:3000mAh●連続待受時間:測定中●連続通話時間:測定中●サイズ/質量:約W76×H154×D8.3mm(最厚部9.7mm)/約170g

 

同機のカメラは、6軸の光学手振れ補正をサポート。4つのマイクを内蔵し、動画撮影時には音の方向も反映できます。ズーム時に録音も被写体に集中する「音声ズーム」機能もユニークです。また、ノイズキャンセリング機能付きのハイレゾ対応イヤホンも同梱します。

 

さらに、別売のヘッドマウントディスプレイ「HTC LINK」があれば、USB Type-C経由でHTC U11を接続して、本格的なVRが楽しめます。パソコンと接続する必要がないので、約3m四方のスペースを自由に動けるのが特徴です。

↑HTC LINK
↑HTC LINK

 

「AQUOS」からは「R」と「ea」の2種類が登場

シャープからは「AQUOS R」と「AQUOS ea(イーエー)」の2種類がラインナップ。前者は5.3型のフラグシップモデルで、7月上旬より発売予定。後者は5.0型モデルで7月中旬より発売予定となります。

 

「AQUOS R」はWQHD画質の鮮明なディスプレイが特徴。滑らかなタッチレスポンスと画面スクロールを実現した「ハイスピードIGZO」を採用します。液晶テレビの技術を応用した「リッチカラーテクノロジーモバイル」により、写真や動画を実物に近い色味で表示できることもポイントです。

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↑AQUOS R

 

カメラ機能としては、撮影した構図を自動で補正してくれる「インテリジェントフレーミング」がユニーク。レンズとしては、背面カメラにも画角90度の広角レンズを採用しました。

↑カラーは「マーキュリーブラック」「ブレイズオレンジ」「ジルコニアホワイト」
↑カラーは「マーキュリーブラック」「ブレイズオレンジ」「ジルコニアホワイト」

 

【AQUOS R】
SPEC●OS:Android 7.1.1●画面:5.3型WQHD●CPU:8コア、2.2GHz+1.9GHz●RAM/ROM:4GB/64GB●カメラ(背面/前面):2260万画素/1630万画素●連続待受時間:測定中●連続通話時間:測定中●サイズ/質量:約W74×H153×D8.7mm/約169g(暫定値)

 

一方の「AQUOS ea」は、コスパを重視するソフトバンクオリジナルモデル。連続使用時間・通話時間こそ測定中ですが、スタミナの高さをウリにします。3010mAhのバッテリーを搭載し、省電力機能「長エネスイッチ」にも対応。IPX5/8、IP5X相当の防水・防塵性能もサポートし、水回りでも使用可能。エモパーにも対応します。指紋センサーは非搭載です。CPUやメモリ、カメラなどの基本性能がフラグシップモデルに劣る点は留意しておきましょう。

↑AQUOS ea
↑AQUOS ea

 

カラーバリエーションは「ブラック」「ピンク」「ホワイト」の3色。

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【AQUOS ea】
SPEC●OS:Android 7.0●画面:5.0型HD●CPU:8コア、1.5GHz+1.2GHz●RAM/ROM:2GB/16GB●カメラ(背面/前面):1310万画素/500万画素●バッテリー:3010mAh●連続待受時間:測定中●連続通話時間:測定中●サイズ/質量:約W71×H142×D8.8mm/約135g(暫定値)

 

スマホデビューにもおすすめの京セラ「DIGNO G」

「DIGNO G」は5.0型のタフネスモデル。米国国防総省の定める物資調達規格「MIL-STD-810G」に準拠した耐衝撃性能をサポートします。またIPX5/7・IP5X相当の防水・防塵性能を備え、水回りや屋外でも安心して使用可能です。歩数計機能も標準搭載しています。

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ケータイから乗り換えた人は、従来と似た感覚で使用できる「かんたんビギナーホーム」に切り替えて使うことも可能。赤外線通信にも対応するので、電話帳の移行も簡単に行えます。先述の丈夫さと合わせ、スマホデビューにもおすすめしやすい機種といえるでしょう。

↑カラーは「ブラック」「レッド」「ホワイト」
↑カラーは「ブラック」「レッド」「ホワイト」

 

【DIGNO G】
SPEC●OS:Android 7.1●画面:5.0型HD●CPU:4コア、1.4GHz●RAM/ROM:2GB/16GB●カメラ(背面/前面):1300万画素/200万画素●連続待受時間:約660時間(4G LTE)●連続通話時間:約1300分(4G LTE)●サイズ/質量:約W72×H143×D10.6mm/約142g

 

今季のハイエンドモデルは完成度がどれも高く、機種変を検討している人にとってはうれしい悲鳴が上がりそう。機種変更の際は、本記事を参考にじっくりと比較してみてください。