我が家には11歳になる娘がいますが、以前こんなことを言われました。
娘「NIKEって『ニケ』って読むんじゃないの?」
筆者「それはローマ字読み。NIKEはナイキといって、読み方のルールがあるんだよ」
娘「じゃあ、Nだけだと『エヌ』なのに、NIKEだと『N』が『ナ』になるのはなんで?」
筆者「……。うーん、それはそういう英語のルールなんだよ」
娘「英語って難しいんだねぇ」
先日、娘は英検5級に合格しましたが、このときの会話、一歩間違えると「英語嫌い」になっていたかもしれないと感じています。英語は同じ文字でも読み方が異なり、この「英語の文字と音の関係のルール」を学ばせる指導法のことをフォニックスと言うのですが、子どもに理解してもらうのはなかなか難しいこと。筆者も「漢字だって音読みと訓読みで読み方が違うでしょ」というのが精いっぱい。こういったものは構造を理解してもらうよりは、自然に体得できるのがベストだと感じています。
本日配信を開始した「アルファベットストーンズ(アルスト)」はまさにそんな悩みを解決してくれるiOSアプリ。本アプリは、“ツムツム”的なゲーム操作でパズルをクリアしていくことで英語に楽しく触れられます。
アルファベットストーンズ(アルスト)の操作は簡単で、表示されるアルファベットを3つ以上つなげていくだけ。例えば、「APPLE」なら「A」「P」「P」「L」「E」の文字を画面上から探し、それぞれの文字をつなげられたらクリアとなります。このとき、「A」のアルファベットをつなげたときは「エイ」(※)、すべてつなげられると「アッポゥ」と音声が流れ(※)、アルファベットと英単語の音の違いをしっかり学べるのが特徴。クリア後は実際に自分で英単語を発話するコーナーもあるので、ネイティブの発声を「聞く」だけでなく「話す」も自然と反復練習できます。
※カタカナの読みは便宜上のもので実際の発音を正しくあらわしているものではありません。
実際に娘にやってもらいましたが、親が説明せずともゲーム内容を理解しプレイ。このあたりの操作は「ツムツム」「妖怪ウォッチ ぷにぷに」のような定番パズルゲームのUIに近いので、多くの子どもたちが迷うことなく学べることができるでしょう。また、そうした内容を文字(アルファベット)とかけ合わせたものはほかにはないので、唯一無二の存在といえます。
ゲーム性を高めて飽きさせない工夫も満載
子どもを飽きさせない機能も充実。例えば、ステージクリアに応じてカードがゲットできる「ご褒美機能」や学習度に応じて付与される「トロフィー機能」、クリアした英単語を閲覧&再生可能な「単語帳コレクション機能」など、達成度を感じられる機能を搭載。さらに、一定の進捗ごとに「虫食いモード」が登場し、単語を隠して表示。聞く力の定着度を測ることもできます。
このあたりは知育アプリで450万DLを誇るキッズスターとコラボしていることもあり、しっかり作りこまれている印象です。プロトタイプテストでは約9割の親が「子どもが英語に慣れ親しむことができる」と回答し、高い評価を得ているとのこと。現在のところ、100ステージ分(100単語分)は無料。随時、追加コンテンツ(有料)を充実させていくそうです。
2020年の英語必修化を前に、英語に慣れ親しむ環境を構築する家庭も増えてきています。部屋の壁に英語のポスターを貼ったり、トイレに英単語帳を作ってみたり、というのを実践しているのにイマイチ効果が出ていないかも、と感じている親御さんはぜひ試してみてはいかがでしょうか。
幼児から小学校低学年の「これから英語に出会う層」がいちばんのターゲットだそうですが、我が家は妻がやってみたいと息巻いていました。大人でもしっかり学べるし、気分転換にもオススメですよ。
名称 :アルファベットストーンズ
価格 :100ステージ(100語分)が無料(順次有料コンテンツ追加予定)
対応OS :[iOS 9以上]iPhone5以上/iPadAir以上/iPad miniシリーズ/iPad Proシリーズ
※Androidへの対応は未定
◆ストアページ
https://itunes.apple.com/jp/app/id1313632940
◆アプリ特設ページ
https://gk-zemi.jp/alphabet-stones/