本体とコントローラーをリンクさせたらフライトを開始します。スマホアプリには自動離陸ボタンがあるので、自動的に離陸し、一定の高さ(1メートルちょっとくらい)まで上がると、ホバリングして滞空し続けてくれます。このホバリングこそドローンの真骨頂なわけですが、Mavic Airは小型ながら、かなり安定したホバリングをみせてくれます。
今度は高度を取ってみようかと上昇してみます。みるみるMavic Airの大きさが小さくなっていき、目を離すと視認できなくなるかも知れないくらいまで飛ばしてみました。スマホの画面では40~50メートルくらい。一応、最大伝送距離が80メートルなので、まだまだ飛ばせそうですが、視認できる範囲での飛行となるとこれくらいが限度なのかも。まあ、40メートルと言うとビルの13階くらいに相当するので、結構な高さですよ。
上空に上がれば、それだけ風も強くなり、スマホの画面では強風注意の表示が出ました。その状態でもホバリングは安定しており、流されることはありませんでした。このあたりは本当に安心感がありますね。
他の小型ドローンだと、安定性もさることながら、バッテリー持ちが悪く少し飛ばしただけで、すぐにバッテリー残量の低下を示すアラートが出たりすることが多いです。しかしMavic Airの場合、最大21分飛ばすことができ、実質10分以上は楽しめます。
10分楽しめれば、結構満足できるので、やはりこの位のバッテリーは欲しいところです。もちろん、何回も飛ばしたくなりますし、何人かで飛ばす場合は、その人数分の予備バッテリーは用意したいところですが。
プロペラの動作音、風切り音も微小です。格段に静音というわけではないので、室内で飛ばしたりするときには音が気になったりしますが、もちろん外では気にならないのでこのあたりもありがたいところです。