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2018/5/18 17:30

ZenFone 5が日本にもカムバック! AIづくしの機能群で使い勝手は新たな領域に?

ASUS JAPANは、SIMフリースマホ「ZenFone」シリーズの新モデルを発表しました。フラッグシップモデルの「ZenFone 5」をはじめとした3モデルが5月18日から順次発売されます。

 

↑ZenFone 5。実売価格5万7020円。カラーはシャイニーブラックとスペースシルバーの2色

 

ZenFone 5という名を聞けば、2014年に発売されたスマートフォンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。2014年版は画面サイズが5インチだったことからその名がつけられていましたが、今回の2018年版ZenFone 5は「ZenFone 3」→「ZenFone 4」に続くモデルということで、その名がつけられています。4年の時を経て大きく進歩したZenFone 5シリーズを紹介します。

 

ボディサイズはほぼ変わらず大画面化

ZenFone 5は、上部に切り欠きがあるフルHD+ディスプレイを採用し、上部のギリギリまでディスプレイが占める超狭額縁デザインへと進化。前世代のZenFone 4から大きさはほとんど変わらず、画面サイズは5.5インチから6.2インチへと大型化しています。

 

今回、ポイントとなるのがAIを売りにした機能を多数搭載していること。カメラや充電、着信音量の調整などの機能で、AIが取り入れられており、スマートフォンがユーザーの操作や周囲の環境を判断し、様々な設定を最適に動作させるとしています。

 

例えば、ディスプレイの明るさやカラーは「AI Display」機能が動作し、どのような環境でもディスプレイがクリアに見えるよう調節されます。「AI着信音」によって騒音の多い環境下では着信音が大きく、静かな部屋では音量を小さくといったように自動調整されます。

 

↑AIを使ったコミュニケーション機能「ZeniMoji」。表情や目線の動きをカメラが読み取り、マスコットキャラクター「禅太郎」を喋らせられる

 

「AIデュアルレンズカメラ」と名付けられたカメラは、撮りたいものに応じて標準画角(1200万画素)と広角120度(800万画素)の2つのカメラを切り替えながら使えます。被写体を判別する機能「AIシーン分析」があり、人やペット、風景など、16のシーンに応じて撮影モードが自動で切り替わります。

 

↑被写体を認識して最適な撮影モードを自動で選択

 

チップセットは1.8GHz駆動でオクタコアCPUのSnapdragon 636を搭載し、メモリは6GB。ストレージは64GBです。SIMカードはNTTドコモ、au、ワイモバイル(ソフトバンク)の3キャリアに対応し、2枚刺しが可能。両方のSIMカードで、高音質なVoLTEでの通話を待受できます(LTEの同時利用は不可)。

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