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2018/5/18 17:30

ZenFone 5が日本にもカムバック! AIづくしの機能群で使い勝手は新たな領域に?

キャリアスマホの上級機に並ぶスペックの「ZenFone 5Z」

同時発表された「ZenFone 5Z」は、見た目こそZenFone 5 と共通だが、中身はキャリアスマホのハイクラス並みにグレードアップさせた上位機種。

 

↑ZenFone 5Z。6月下旬発売、実売価格7万5380円。カラーはシャイニーブラックとスペースシルバーの2色

 

チップセットはSnapdragonシリーズの最上位モデル「Snapdragon 845」を(2.8GHz駆動・オクタコア)を搭載。ストレージも128GBにアップしています。

 

ZenFone 5Zだけの機能として、「AIブースト」という機能も備えています。使っている状況に応じてスマホの動作を最適化することで、パフォーマンスを最大15%程度向上するとのことです。

 

 

両面デュアルカメラの「ZenFone 5Q」

「ZenFone 5Q」は、他の2機種よりややグレードを落としたモデル。しかし、他の2機種には無い特長を備えています。

 

↑ZenFone 5Q。実売価格4万2980円。カラーはルージュレッド、ムーンライトホワイト、ミッドナイトブラックの3色

 

他のラインナップにない特徴とは、「クアッドレンズカメラ」と銘打った、前面と背面の両方に搭載されたデュアルカメラのことです。インカメラでも広角カメラに切り替えて、周りの風景も写しこんだセルフィーを手軽に撮影できるという、なかなか使い勝手の良さそうな新機能。

 

↑メインカメラと広角カメラを切り替えながら撮影できる。ZenFone 5Qはインカメラもデュアルカメラ仕様に

 

6インチのHD+ディスプレイを備え、チップセットはオクタコアCPUのSnapdragon 630(2.2GHz駆動)とミドルクラスには十分な性能を持っています。メモリは4GB、ストレージは64GB。NTTドコモ、au、ワイモバイル(ソフトバンク)の3キャリアをサポート。ZenFone 5などが対応する”AI”を冠した各機能には対応しません。

 

バランスの取れたスペックでどんな注文にもそつなく応えそうなZenFone 5、キャリアスマホに比肩する高性能を誇る5Z、両面デュアルカメラという新機軸を盛り込んだZenFone 5Q。それぞれに見どころのあるシリーズですので、予算と使い方にあわせて検討してみてください。

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