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Apple
2018/10/23 19:00

使ってみたら10個も見つけてしまった! ひと足早い「iPhone XR」の買いポイント全網羅

4)アプリの横画面表示や拡大にも対応する

Plusシリーズを使っていた人は、「カレンダー」や「メモ」など、一部のアプリで横向き表示に慣れている人も多いでしょう。XSではこうした表示が使えないのですが、XR(およびXS Max)は対応しています。Plusシリーズからの乗り換えでも違和感なく使えるはず。

 

↑「メモ」アプリの横画面表示。メモの内容を表示しつつ、他のメモのタイトルを表示できる

 

また、「画面表示と明るさ」の設定項目にある「拡大表示」も同様です。XSでは利用できませんが、XRやXS Maxなら使用可能。設定画面の文字などが小さくて見えづらい、操作しづらい、と感じている人でも使いやすくカスタマイズできます。

 

5)シングルカメラだからズームは5倍まで

背面にはシングルカメラを搭載します。スペックは1200万画素のf/1.8。XSやXS Maxが搭載する広角カメラと同じものとなり、35mm換算で焦点距離26mm相当の画角で撮影できます。XS/XS Maxで実装された「スマートHDR」も同様に利用でき、通常撮影に関してはXS/XS Maxとほぼ差はありません。

 

 

一方、XRは望遠カメラを備えないので、ズームは最大5倍のデジタルズームのみ対応となります。望遠カメラとデジタルズームを合わせて最大10倍まで寄れるXS/XS Maxと比べると、やや柔軟性に欠けるでしょう。ズーム時のUIを表示するにもピンチアウトが必要となるため、両手操作が必須です。

 

6)でも、ポートレート撮影はできちゃう

しかし、シングルカメラでありながらポートレートは撮影可能。広角レンズを使うため、背景を多く含んだ状態で撮影できるのがXRならではの特徴です。マニアックなところでは、ボケ具合も26mmのレンズでのボケ味が再現されています。ズームにさえこだわらなければ、XRのポートレートの方がよいと感じる人もいるかもしれません。

 

↑「ポートレート」で撮影した写真で「被写界深度」を調節。f1.4(左)とf16(右)を比較

 

ちなみに、「ポートレートライティング」で「ステージ照明/ステージ照明(モノ)」を選択できないことと、人以外の被写体をポートレートモードで撮影できないこと、の2点のみ差がありますので、ご注意を。

 

6)インカメラはXS/XS Maxと同じ

背面カメラの差異が細々とある一方で、XRのインカメラ(TrueDepthカメラシステム)に関しては、XS/XS Maxに搭載されているものと差はありません。ポートレートライティングで「ステージ照明」を使ったり、アニ文字・ミー文字などの機能を利用したりすることが可能です。こうした最新機能が楽しめるのも、XRの魅力。

 

↑「ミー文字」(左)や「アニ文字」(右)を使える

 

同様に「Face ID」にも対応します。真っ暗な部屋でも顔認証が行えるので、マスクを日常的に装着し続ける人でない限り、快適に使えるでしょう。

 

7)XRだけで電車に乗れる

XRはApple Payに対応。クレジットカードやSuicaを登録しておけば、店頭や改札でリーダーにピッとかざして支払いが可能です。

 

↑「Wallet」アプリでApple Payを登録する画面

 

また、本体のバッテリーがなくなってしまっても、エクスプレスカード(認証なしでかざして支払いができるカード)に登録したSuicaは少しの間だけ使える状態で維持されます。

 

つまり、電車に乗ってしまった後で、XRの電源が切れても、駅から出られなくなる心配はありません(この機能はXS/XS Maxでももちろん使えます)。

 

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