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2018/11/16 19:31

変幻自在な使い道を提案する、電子ペーパー2画面PC「Yoga Book C930」は使える代物なのか?

レノボの「Yoga Book C930」は、Windows 10搭載のノートパソコン。最大の特徴は、キーボードがモノクロディスプレイになっていること。パソコンの使い方の幅を広げる、面白いモデルなんです。

 

 

「キーボードがディスプレイ」ってどういうこと?

つまり、キーボードを表示する、“もう1枚の画面”があるということ。この画面は電子ペーパー(E-Ink)で、タッチパネルも装備しています。キーボードや手書きメモボードとして使えます。

 

↑キーボード表示。タッチパッドも搭載しています

 

上下ともディスプレイにしたことで、外観は平らな板を2枚貼り合わせたような形状に。ヒンジ(開閉時のつなぎ目)は「巻きす」のようなデザインで、スムーズに開閉できます。ディスプレイをくるっと360度回転させて、タブレットスタイルで使うこともできます。

 

↑巻きすデザインのヒンジにより、スムーズに360度回転できます

 

ディスプレイを閉じたとき、板2枚がぴったりとくっつきます。スマホよりちょっと厚いくらいで、書類ケースよりは薄いくらい。持ち運びもラクラクです。

 

↑大きめのメモ帳感覚でサッと小脇に抱えられます

 

シンプルなデザインですが、使う上では気になることもあります。ぴったりと閉じた状態では指を引っかける場所がなく、机の上に置いた状態で開けるのは至難の業です。

 

そこで用意されているのが、「ノックで開ける」機能。天板を「トントン」と軽く叩くと、パカッと少しだけ開きます。まるで「開けゴマ」の呪文でドアを開けるアリババのように、トントンと叩く瞬間は独特の愉快さがあります。ちなみに、本体右側の電源ボタンを押せば、ノックしなくても開くことはできます。

 

↑ノックして開く機能は、オフにすることもできます

 

キーボードは脳をダマして使いこなせ

電子ペーパーに表示されるキーボードは、さすがに「快適に打てる!」と言えるほどではありませんが、コツをつかむと、かなり快適に使えます。打鍵感は、iPadなどのタブレット端末に画面内キーボードに近く、キーを押したときに跳ね返ってくる感覚がないため、不安定な感じ。キーを力強く打ったら肩がこりそうなので、ソフトタッチを心がけて打つと良さそうです。

 

キーボードを使いこなすコツは、「キーボードバイブレーション」の機能をオンにすること。キーが押されたときに振動するようになり、これだけでもかなり打鍵感が改善されます。

 

↑タイプ音とバイブレーションは強弱の設定も可能

 

また、キーを押すと、アニメーション表示があります。キーボードの表示を見ながら打つと、まるで本当にキーボードを打っているかのように錯覚します。慣れるまではキーを見ながら打つようにして、脳をダマしていけば、物理的なキーボードまではいかなくても、Macbookの薄型キーボードに近い感覚でタイピングできるようになるでしょう。

 

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