デジタル
2019/2/12 22:04

こんなに便利でハイコスパなの!? 驚きのコスパで暮らしを変える「IoTガジェット」6選

「入門モデルなのにハイエンド機と性能がほぼ変わらない!」「憧れのブランドがこんな手ごろな価格で手に入るなんて!」 そんなうれしい驚きのある製品が、オールジャンルで勢ぞろい。どれもプロ太鼓判の逸品なので、安心してお買い求めあれ!

 

本特集で紹介しているアイテムのなかでも、“神”の領域にある超絶コスパのIoTガジェットをフィーチャー。専門家のアツいレコメンドと共にお届けします。

 

【この人に聞きました!】

テクニカルライター

湯浅顕人さん

PC&AVに精通するライター。小型ガジェットを愛するが、複数持ち歩くあまり荷物が重いという本末転倒に陥りがち。

 

【その1】Alexa対応音声認識リモコンで操作性がさらにアップ!

Amazon.co.jp

Fire TV Stick 4K

実売価格6980円

テレビのHDMI端子に装着し、ネット配信の動画や音楽を再生できるデバイス。従来より高画質なHDR表示が可能な規格「HDR10+」や、4K映像の視聴に必要なHDCP2.2への対応など、従来品より多くの点で進化しました。

 

↑リモコンはAlexa対応で、音声で操作や検索ができます。テレビの電源や音声を操作できるボタンも搭載されました

 

スティック型映像デバイスの難点の1つといえるのが、操作性でしょう。コンテンツの検索や選択をリモコンボタンだけで行うのは、なんとももどかしいのです。

 

新しいFire TV Stick 4KはAIアシスタントのAlexaに対応したことで、目的のコンテンツ名を音声で指示して再生させたり、再生を停止したりといった操作が快適にできるようになりました。さらに、調べものやAmazonでの買い物にも利用でき、価格は従来の4Kモデルよりリーズナブルなのが素晴らしい。コンテンツを鑑賞できるというだけでなく、生活を便利にしてくれるデバイスといえるでしょう。

 

【比べてみました】

Fire TVシリーズの機能・スペック

解像度の向上やリモコンの機能など、従来品の良いところを引き継ぎながら進化していることがわかります。

Fire TV Stick 4KFire TVFire TV Stick
発売時期2018年10月2017年9月2017年2月
価格6980円8980円(販売終了)4980円
最大表示解像度4K4KフルHD
ストレージ8GB8GB8GB
リモコンAlexa対応音声認識音声認識
AV機器操作対応非対応非対応
オーディオDolby AtmosDolby AtmosDolby Audio

 

 

【その2】工事不要で自宅のカギをスマホ操作可能にできる

Qrio

Qrio Lock

実売価格2万4840円

玄関の鍵のサムターン部分に取り付けることで、スマホからの操作で施錠や解錠ができるようになる装置。ドアが閉まると自動施錠され、スマホを身につけて近づくと自動的に解錠されるハンズフリー解錠にも対応します。

 

↑Qrio Lockの背面。溝の部分をドアのサムターンに合わせて取り付けると、Qrio Lockがツマミを回転させることで、施錠や解錠を行ないます

 

外出先でもスマホから簡単に自宅の家電や器具を操作できる「IoT」が普及しつつあります。本製品は、そんなIoTを気軽に導入できるアイテムです。ペアリングしたスマホを携帯していれば、玄関の解錠/施錠をハンズフリーで行えるので、荷物で両手がふさがっている場合にも便利。家族のスマホとの間で合鍵を共有することも可能です。

 

しかも、既存の鍵の上から取り付ける仕様なので玄関ロックを交換する必要がなく、安価に導入できます。穴を空けずに取り付けできて、取り外し後も跡が残りにくいので、賃貸住宅で利用できる点もありがたい。いまあるものを有効活用しながらIoTの利便性が手に入れられるハイコスパな一品です。

 

↑別売のリモコンキー「Qrio Key」(4860円)を使った施錠および解錠も可能。スマホを持たない子ども用のキーなどに活用できます

 

【コレもハイコスパ!】

外出先からでもスマホで家電を操作できる

リンクジャパン

eRemote mini

実売価格6980円

※:赤外線式リモコンのみ対応

 

【その3】Chromecastにも対応したGoogleアシスタントスピーカー

Anker

Zolo SonicG

実売価格8980円

オーバーハング型ボイスコイルと5Wの高可動ウーファーを採用した、Googleアシスタント搭載スマートスピーカー。直径約68㎜、高さ約93㎜と比較的小型な筐体ながら大音量でも音が歪まず、低音もパワフル。マイク性能も良く、雑音下でも確実な音声操作が可能な点もうれしい。

 

↑Google製セットトップボックスのChromecastにも対応。テレビに接続したChromecastを、本機を介して音声で操作し、動画の再生・停止などを行えます

 

【その4】足のパーツを自由に選べる4足歩行のプログラミング教材

イーケイジャパン

ファブウォーカー

実売価格6804円

4本足で歩行するプログラミングロボット。PCアプリでプログラムを組み「障害物を避けてゴールに到達する」「LEDを点灯する」などの制御ができます。組み立て式なのでロボットの制作する過程から楽しめ、足の素材を替えることによる挙動の違いなどを確かめられます。

 

↑パーツはボディとなる板やサーボモーターなど。足部はあえて付属せず、様々な素材を試行錯誤できます

 

【その5】スマホ連携で最大8人の体重管理や目標設定が可能

withings

Body

実売価格8510円

測定したデータをスマホに自動転送・記録してくれる体重計。測定可能なデータは体重およびBMIで、最大8人のユーザーを個別認識可能。BluetoothだけでなくWi-Fiでも転送できる数少ない製品で、体重計から離れた場所のスマホにもデータ転送できるのが便利です。

 

↑対応アプリ「Health Mate」。体重やBMIの推移だけでなく、食事や睡眠、運動なども記録でき、ユーザーの健康をサポートします

 

【その6】500円玉サイズでLED搭載! 電池交換も可能な忘れ物防止ダグ

TrackR

TrackR pixel

実売価格2980円

持ち物に取り付ける忘れ物防止タグ。Bluetoothでスマホと連動し、スマホからブザーを鳴らさせてタグを探したり、スマホとタグが一定距離以上離れたときに警告したりできます。音に加えてLEDが光るので見つけやすい。電池交換も可能で、使い捨てにならず長く使えます。

 

↑カラバリは計8色。ベーシックなブラックやホワイトのほか、ブルー、ピンクなど豊富に揃います。タグからスマホを鳴らせる点もユニークです

 

↑キーチェーンなどで持ち物に取り付けます。身に付けたスマホから約30m以上離れると警告音が鳴るため、置き忘れを防止できます