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2019/3/28 18:45

Chromebookで出来ること・魅力を3年間に5台のChromebookを購入したブロガーが徹底解説

Chromebook(クロームブック)と呼ばれるノートパソコンをご存じでしょうか?

 

WindowsでもMacでもない、Chrome OSを搭載したノートパソコンの総称です。海外では教育現場で採用されるなど、一定のシェアを獲得しているのですが、日本ではまだまだ知名度が低い現状。知名度が低いだけならまだしも、誤った認識を持っている方もちらほら見かけます。

 

さらには「ネット環境が無いとChromebookは鉄クズ」なんて意見もSNSで見られるほどで、Chromebook大好きな筆者としてはそうした書き込みを見る度に心を痛めています。そこで「Chromebookで出来ること」「Chromebookの魅力」を、Chromebookをよく知らない人にもわかりやすくご紹介します。

 

Chromebookで出来ること

「Chromebookとは何か、どんな魅力があるのか」を熱く語りたいところですが、それよりもまずは「Chromebookで出来ること」からお話ししていきましょう。

 

ざっくりと言うなら「ブラウザ(Chrome)で出来ること」なら何でもできます。

 

ネットサーフィンをするのはもちろん、ウェブサービスが多様化した現在、Chromebookはその分だけ出来ることの選択肢が広がっています。電子書籍やウェブ漫画を読んだり、動画配信・音楽配信サービスでメディアを楽しんだり、私のようにブログを書いたり。WindowsやMacのChrome上で出来ることなら、Chromebookでも同じことが可能です。

 

オフラインでの作業も可能

ネットに繋いで「ブラウザ上で出来ること」が出来るだけでなく、オフラインでの作業もChromebookは出来ます。アプリを利用してテキストエディタでメモを書いたり、ちょっとした写真の加工などはネットを繋がないオフライン環境でも作業可能。

 

こんな当たり前のようなことをわざわざ言うのも「Chromebookはクラウドにデータを保存するからローカルには何も保存しない」なんて誤解をしている人がいるためです。本人が誤解しているだけでなく、そのようにブログ記事で発信しているのを見た時には愕然としましたね。

 

そうした誤った情報を見て「Chromebookはネットが無いと何も出来ないんだ」と思い込んでしまった人も少なくないでしょう。しかし、そんなことは無く、Chromebookでもデータの保存やアプリのインストールには内蔵のストレージを使用するため、ローカル上で作業することもできます。

 

 

Chrome OS標準のファイラー(ファイル管理アプリ)が、Googleドライブをシームレスに触れることによって、そのような誤解が生まれてしまったのかもしれませんね。

 

Androidアプリに対応している機種もアリ

Androidに対応している機種もアリ

 

アプリの話が出ましたが、ChromebookではChrome OS用のアプリのほか、Androidアプリが動く機種も存在します。全ての機種が対応しているわけではないため「Androidアプリに対応しているか」をChromebook選びの基準にしている人もいますね。

 

対応機種一覧は以下のリンクをご覧ください。

Androidアプリに対応しているChromebook一覧

 

ユーザー側だけでなくソフトメーカー側もChromebookを動作環境として考慮している場合もあり、最近ですと動画編集用ソフト「PowerDirector」のAndroidアプリ版が正式にChromebook対応を発表しました。ハイエンドChromebookの高い処理性能を持て余さずに、有効活用できるのは嬉しいところですね。

 

とはいえ私は「Androidアプリに対応しているか」をそこまで重視してはいません。以前にAndroidアプリ対応している機種も所有していましたが、「私がChromebookでやりたいこと」にAndroidアプリが必要不可欠な場面が一切無かったのです。そのため、それ以降に新たなChromebookの購入を検討する際には、Andoroidアプリが使えるかどうかは全く見ていません。

 

私が感じる「Chromebookの魅力」

私が感じるChromebookの魅力

 

Androidアプリが無くても充分と言えるほどに必要十分な機能を備え、3年間で5台も購入してしまうほどに私を虜にしたChromebookの魅力について語っていきましょう。Chromebookが搭載しているChrome OSの何よりの魅力はその軽さです。OSそのものがとにかく軽く、RAM(メモリー)を4GBも積んでいればサクサクと快適な操作が行えます。それどころか、2GBあればウェブブラウジング程度ならば、それなりにストレスなく動かせるほど。

 

Windowsの場合ですと4GBのRAMを搭載していてギリギリ…どころか、8GBでもカツカツになるために「最低でも16GBは積んでおきたい」と感じているため、Chrome OSとの差は歴然です。

 

また、Chrome OSは単に「軽いOS」というだけでなく使い勝手も抜群。設定項目はGoogleアカウントに紐づき、2台目を購入した場合や、初期化した場合(工場出荷状態)のセットアップ完了までがとにかく速いです。新しいスマートフォンを購入した時に初期設定をした経験が誰しも1度はあると思いますが、Chromebookの場合はそのスマートフォンのセットアップよりも遥かに少ない手順・短い時間で完了します。

 

「ネット環境が無いとChromebookは鉄クズ」は誤り

  • クラウドと設定を同期することでセットアップが短時間で完了する
  • オンラインのGoogleドライブを意識せずに操作できる

…などなど、こうした点は「ネット環境との親和性が高い」というChrome OSの魅力のはずです。ところが、いつからか「ネット環境が無いと何もできない」と、先述した魅力がまるで悪い点のように言われることが出てきました。確かにネット環境が無ければ、出来ることは大きく減ります。

 

しかし、それはWindowsやMac、iPhoneやiPad、Androidスマートフォンやタブレットも同様です。「ネット環境が無くてもローカルでの作業はできる」と理解が出来ていれば、少なくとも「鉄クズ」などという評価は出来ないだろうなと私は考えます。

 

低価格な印象が強いが、それだけではない

Chromebookのイメージとして「1~2万円で購入できる安価なPC」と考えている人も多いです。実際に私も初Chromebookは19,800円で購入しましたが、それはいわゆるセール価格になっていただけで、通常はそこまで安くもありませんでした。

 

ところが、その時の印象が強く残っていて「Chromebookは安い!」というイメージを数年間抱き続けている人も珍しくありません。2019年現在、最もスタンダードなChromebookといえばASUSのC223NAが挙がりますが、国内価格では4万円弱です。

 

4万円で快適に動作するPCが手に入ると思えば「安い」ですが、予算を2万円と考えていた人からすれば2倍近い価格に「高い」とギャップを感じるのではないでしょうか。3~4万円であれば、Windowsを搭載したノートパソコンを買うこと自体は可能です。

 

しかし、そうしたマシンを買っても決して幸せにはなれません。あくまで「せいぜいWindows 10がなんとか動く」といった程度で、サクサクとした快適な動作を低価格帯のハードウェアスペックで実現しようとすれば、Chrome OSのような軽量なOSが必須です。同じ価格帯・同じハードウェアスペックのマシンでも、そうした違いが体感に表れるということですね。

 

ただ「安い」のではなく、価格に対するパフォーマンスまで含めて、Chromebookの魅力は輝くのです。

 

また、10万円を超えるようなハイエンドChromebookも、実は存在しています。そうした商品は以前から販売されていましたが、話題に挙がる度に「Chromebookとしてはオーバースペック」なんて言われていたり。持っている人からすれば「ちょっとした操作のレスポンスが段違い」といった魅力を実感できるようですが、持っていない人から「そこまで金額を積むのであればWindowsかMacで良くないかな?」という意見が出るのも頷けます。

 

ところが、ここ数年でブラウザ上で利用できる画像編集・作成サービスなどのウェブサービスの拡充や、Chromebookへの対応まで意識した動画編集用Androidアプリの登場など、ハイエンドChromebookのスペックを発揮できる機会が一気に増えてきました。私自身、そうした利用の機会が増えたことでハイエンドChromebookを購入の候補に加えたほどです。

 

「違いの分かる人だけは分かれば良い」といったある種「自己満足」のようでもあったハイエンドChromebookが、選択肢に加わることになるとは、わからないものですね。

 

Chromebookで生きていくことも可能

最後にちょっとした余談です。私はブログを書いて収入を得て生活しています。現在は副業にしていますが、一時期は会社に行かずにブログ収入のみで生活していた程度には、おかげさまでお金を稼げています。そんな私ですが、ブログ作業のほとんどをChromebookで行っていた時期もありました。(現在はWindows機と複数台持ち)

 

Chromebookがあれば記事は書けますし調べごとも出来ます。標準のアプリで画像のトリミングも出来ますし、圧縮も無料のウェブサービスを利用と、Chromebookで困ったことはほとんどありません。強いて挙げるとすれば自作ツールがWindows用だったので、そのツールを動かせなかったことくらいですね。

 

たった4万円のChromebookのみで書いていた時期からブログ収入は月に20万を超えるようになり、ブラックだった会社を休んでブログ収入で生活をしていくという選択肢も選ぶことができました。そのくらい、Chromebookで出来ることは多いです。

 

「ブログを書くためにMacBookが欲しいです!お金ください!」とP○lcaでお金を集めている人がこの記事を読んでいたら、声を大にして言いたいですね。「とりあえずChromebookを買って、それでブログを書いてみたら良いんじゃない?」と。

 

【筆者プロフィール】

うぃる
好きなモノに囲まれて過ごすことに幸せを感じる物欲多め系ブロガー。 ガジェット・キャンプ・観光など、複数のブログを運営。
力こそパワー

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