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2019/4/21 19:30

カロッツェリアの「スマホクレイドル」が便利すぎる!車載用かと思いきや、デスクでも活躍

2019年1月に発売されたカロッツェリアの電動スマートフォンクレイドル。片手でスマホを着脱できる電動オートホールド機能を備え、Qi充電(iPhoneやGalaxyに搭載された非接触充電)に対応した本品は、スマホクレイドルに求められる要素を、網羅的に備えています。

 

筆者が使わせてただくと、車載にとどまらず卓上でも使い回せる便利さを強く感じました。以下はそのレポートです。

 

カロッツェリア「スマホクレイドル」のポイント①

車載なら2つの取り付け方が選べる

車載にする場合、本品には2つの取り付け方があります。ダッシュボードの上に取り付ける方法と、エアコン吹き出し口に取り付ける方法です。車によって内部の構造が違うため、個々の車に適した取り付け方を選ぶべきと思うのですが、下記に双方のメリットデメリットをまとめてみました。

 

●ダッシュボードの上に取り付けるメリット/デメリット

・スマホの設置位置をカスタマイズしやすい

・フロントガラスの視界を一部遮ってしまう

 

↑ダッシュボードの上に取り付け。Qi対応機種ならナビアプリを使い続けても安心です。

 

パイオニア

カロッツェリア スマートフォンクレイドル SDA-SC500

実売価格6640円

 

 

 

↑本体上部のセンサー。これがスマホを感知し、スマホを乗せると左右のアームで自動的にホールドします。

 

↑Qi充電に対応しているので、本品にスマホを設置すると自動で充電がスタートします。

 

 

↑横から見るとこんな感じ。アームの長さは、画像の2倍弱まで伸ばすことができます。

 

↑ドライバー側からの写真。右後ろに見えているネジで、アームの角度を調節します。

 

●エアコン吹き出し口に取り付けるメリットデメリット

・フロントガラスの視界を遮らずに設置できる

・エアコン吹き出し口がある場所にしか設置できないので設置場所は限られる

 

↑アタッチメントを変えれば、エアコン吹き出し口にも取り付けできます。

 

↑エアコン吹き出し口取り付けアタッチメントの裏側。吹き出し口を挟み込んでホールドします。

 

どちらの取り付け方法を選んでも一長一短ですので、愛車の形状や、好みによって選ぶと良いでしょう。筆者は両方試してみましたが、個人的にはフロントの視界を遮断しない後者のほうが、走行中の違和感がないように感じました。

 

カロッツェリア「スマホクレイドル」のポイント②

卓上で使ったら、勝手が良すぎて感動!

オンダッシュボード取り付けアタッチメントには、もうひとつの使い道を見つけました。それが、デスク上に取り付けて、卓上スマホクレイドルとして使う方法です。思いのほか便利で、「カーナビを持っている人でも購入する価値はあるのでは?」と思わされるほどでした。

 

その理由は複数あります。まずは、デスクへの着脱の容易さです。

 

オンダッシュボード取り付けアタッチメントの土台となる吸盤は安定性がありながらも剥がしやすい構造になっているため、設置する位置を何度でも換えられるメリットを享受できます。使わないときはしまっておくこともできるので、机の上のスペースを広く取ることも可能です。

 

吸盤
↑オンダッシュ取り付けアタッチメントの土台部分。下のつまみをめくれば、吸盤はさっと剥がれます。

 

Qi充電機能を持っているのも、卓上で使う際の大きな強み。使用している端末がQi充電に対応していれば、長時間動画再生をしていても電池切れが発生せず、YouTubeなどでの動画視聴を楽しむことが多いユーザーにはありがたい存在となります。また、筆者は職業柄、スマホでの表示を確認しながら記事を書くことが多いのでとても助かりました。

 

↑画面を横にして動画視聴を楽しむこともできます。

 

さらに、さっと立ち上がりたい時にはスマホを楽に取り外すことができ、また非接触充電なのでコードを着脱する必要がないなど、細かいところまでしっかり手が届いています。

 

↑スマホの表示をチェックしながらパソコンの操作も可能。

 

車内ではなかなか使えなかったアタッチメントの伸縮機能も卓上では活かすことができ、アイテムの新たな可能性を見出しました。車載だけにとどまらない使い道のある電動スマホクレイドルは、ガジェット好きなドライバーはもちろん、車に乗らないガジェッターにもおすすめできるアイテムです。

 

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