デジタル
2019/4/9 18:00

「いつでも好みのコーヒー一杯」という理想、スタバ×LINEのキャッシュレスサービスが叶えるかも

LINEにスターバックスの公式アカウントが登場

2つめのコラボ展開による新サービスは、スターバックスコーヒーの「LINE公式アカウント」です。意外にもまだなかったんですね。公式アカウントの主なメニューは「今週のおすすめ」「カスタマイズ」「ギフトを贈る」の3つ。LINEスターバックスカードはここからも呼び出せます。

 

↑LINEのスターバックス公式アカウント。ホーム画面にメニューが並んでいます

 

「今週のおすすめ」は名前の通り、スターバックス商品のレコメンド情報です。ユニークな「カスタマイズ」は、飲みたいドリンクの内容を「気分」や「フレーバー」の条件をトーク画面上に入力していくと、アプリがおすすめのメニューをピックアップしてくれるというものです。

 

↑コーヒーのカスタマイズのシミュレーションがアプリから行えます

 

「カスタマイズ」の機能はスタート当初はあらかじめ設定されたシナリオチャートに沿って、ユーザーにおすすめのコーヒーを紹介するというアナログっぽいサービスですが、将来はAIや音声操作によるインターフェースにも連携できそうです。例えば「今日は寝覚めが悪いから、ピシッと頭が冴えるようなコーヒーが飲みたい」とスマホに話しかけるだけで、AIがスターバックスのメニューの中からぴったりな飲み物をセレクト、オーダーもしてくれて、毎朝出勤前に立ち寄る会社の近くのスタバで出来立てのドリンクをピックアップできる、なんてことが実現したら最高ですよね。

 

↑好みのフレーバーやその日の気分などを選べます

 

↑今週のおすすめドリンクの情報もアプリから見られます。トークでお得な情報が配信されることもありそうです

 

発表会に登壇したLINEの出澤剛社長は「AIや音声アシスタントを活用するサービスの裏側にあるディープラーニングの技術開発はLINEが得意とするところ。今は具体的な計画はないけれど、これからアプリにぜひ組み込むことも検討したい」と語っていました。またスターバックスコーヒージャパンのデジタル戦略本部長である濱野努氏も「LINEスターバックスカードをご利用いただくユーザーの購入履歴は当社のサーバーで管理されるため、そのデータをもとにお客様がいつもどの時間帯に、どんな商品をご購入されているのか、好みのテイストなどパーソナライズドされた体験をご提供できる下地はある。」と、AIを活用したサービス強化の可能性に自信をのぞかせました。

 

↑記者会見に登壇したスターバックス コーヒー ジャパンの水口貴文CEO(写真右)とLINEの出澤剛社長(写真左)

 

最近はスターバックスコーヒーのように独自のモバイルプラットフォームをつくってキャッシュレス決済サービスを提供するショップも増えています。ユーザーとしてはサービスごとに違うアプリがスマホの中に増えていくと、そのうち管理が面倒になってアプリを入れていたこと自体を忘れることもあります。コミュニケーションアプリとして頻繁に使うLINEでも利用できるサービスなら親しみがわくし、繰り返し使いたくなるかもしれません。登録がスムーズに抵抗感なくできるところも好印象でした。スマホによるキャッシュレス決済をまだ試したことがないという方も、まずはスタバのコーヒーをスマホで買うところから体験してみてはいかがでしょうか。

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