デジタル
apple
2016/6/14 7:01

【速報】macOSなど4つのOSが発表されたアップルWWDC 2016まとめ

米サンフランシスコで現地時間6月13日10時(日本時間14日午前2時)より開始されたアップルの開発者向けイベントWWDC(World Wide Developers Conference)。噂されたMacbook ProやApple Watch 2といった新型ハードの発表は一切なく、ソフトウェアについての情報が中心となりました。

20160614-i01 (19)

その内容は、アップルのデバイスで利用される4つのプラットフォーム(OS)の刷新および新機能について。大きなトピックとして、Mac向けOSの名称が15年ぶりに変更され、これまでのOS X(テン)からmacOSに生まれ変わります。最新バージョンは「山脈」を意味する「Sierra」(シエラ)。

20160614-i01 (2)

20160614-i01 (3)

事前に予想されていた通り、これまでiOSなどに搭載されていた音声認識型のサポート機能SiriがmacOSにも搭載され、声による操作や検索が可能となります。また、macOSとiOS間のデータのやり取りが簡単になり、より一層シームレスに使えるように。将来的なプラットフォームの統合に向け、助走段階に入ったという印象です。

 

このほか、Apple Payがオンライン決済にも対応。残念ながら、日本でのサービス提供はまだ未定のようです。

↑Apple Payがオンライン決済に対応
↑Apple Payがオンライン決済に対応
↑Apple Payのサービス提供国。日本は挙げられず
↑Apple Payのサービス提供国。日本は挙げられず

 

iOSは大幅なアップデートに

また、大幅なアップデートになったのは、iPhone/iPad向けOSのiOS。バージョンは9から10に1世代繰り上がり、10の新機能が追加されます。特に、メールアプリ「iMessage」は、LINEのスタンプのようなステッカーや、フルスクリーンで花火や風船などのアニメーションを送れるようになるなど、視覚的な効果を強調する機能が多数追加されています。

20160614-i01 (6)
↑iOSは9から10に

 

↑10の新機能が追加
↑10の新機能が追加

対応機種は、iPhone 5以上、iPad 第4世代以上、iPad mini 2以上、iPod touch 第6世代以上。

20160614-i01 (17)

 

【iOS 10の新機能】

1.ロック画面の利便性向上。ロック画面のまま様々なアプリの操作や通知が可能に。iPhoneを持ち上げるだけでロック解除も

2.3D Touchの機能拡大。アプリを立ち上げなくても3D Touchで各アプリの通知を確認可能に

3.Siriの機能向上。他アプリとの連携強化が図られ、サードパーティにも開放

4.Photosに顔認識やシーン認識機能搭載。自動で写真を分類し、ショートムービーとして再生

5.Mapの周辺検索機能強化や、リアルタイムの交通情報表示などナビ機能強化。CarPlayにも適応される

6.Musicのデザイン刷新。個人に合わせたプレイリストの自動作成など

7.Newsのサブスクリプション化(定額見放題)。ホットトピックの通知機能など

8.スマートホームの操作が手元で行なえるHomeアプリ追加。照明やブラインドの操作、インターホン映像の確認など。また、帰宅や就寝などの選択で照明などの一括操作が可能

9.電話の着信時に迷惑電話を表示してくれるVoicecall Transcription機能

10.iMessageのリッチリンク表示。リンク先の画像や動画をメッセージ内に表示する

↑Photosに顔認識機能が搭載
↑Photosに顔認識機能が搭載

 

↑シーン認識機能で、旅行中に撮った写真などを自動で分類してくれます
↑シーン認識機能で、旅行中に撮った写真などを自動で分類してくれます

 

↑Mapアプリはナビ機能強化など
↑Mapアプリはナビ機能強化など

 

↑Musicアプリはデザインを刷新
↑Musicアプリはデザインを刷新

 

↑新たに追加されるHomeアプリ。スマート化された住宅設備を操作可能
↑新たに追加されるHomeアプリ。スマート化された住宅設備を操作可能

 

↑Meesageアプリの絵文字が3倍大きくなります
↑iMessageアプリの絵文字が3倍大きくなります

 

↑フルスクリーンのエフェクトも利用可能に
↑フルスクリーンのエフェクトも利用可能に

 

↑LINEスタンプのようなステッカーが登場
↑LINEスタンプのようなステッカーが登場

 

↑手書き文字も送れます
↑「いいね!」のように、メッセージにハートマークなどを返せるように

 

Apple Watch向けのwatchOSは、速度や操作性が向上し、キビキビとしたレスポンスと、サイドボタンによるスムーズな操作が可能となっています。また、タッチスクリーンによる手書きの文字入力にも対応(英語、中国語)。

 

Apple TV向けのtvOSは、対応アプリの増加やSingle sign-on機能によるスムーズな視聴がフィーチャーされています。

↑アップルCEOのティム・クック氏も登壇
↑アップルCEOのティム・クック氏も登壇

いずれも一般ユーザーが利用できるのは今秋から。例年通り、iPhone新機種の登場などに合わせてリリースされると見られています。

 

【URL】

アップル http://www.apple.com/jp/

WWDC 2016 https://developer.apple.com/wwdc/about/